
退職した夫がスーパーの買い物についてきたときのエピソードである。スーパーのレジでアルバイトをしていた頃のあるあるを描く、狸谷(@akatsuki405)さんの実録漫画『チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします』より「おいおい」を紹介する。
■レジ係が目撃した“監視”のような光景

妻のそばをずっとついて歩く夫。妻がカゴに物を入れると「おい、柔軟剤なんていらんぞ。定年して年金しか稼ぎがないんだ。無駄遣いするな」と言い、少しすると「おい、まだ買い物終わらんか」と、何かとうるさい。監視されているようでやりづらく、妻の眉間にはしわが寄る。
■「簡単に、そうめんでいいだろう」無自覚な言葉にモヤモヤ

お酒コーナーに行くと、「ずっと養ってきた俺に発泡酒!?酒代を節約するのか?」と騒ぎ出し、惣菜を買おうとすると「おいおい、手抜きか?簡単に、そうめんでいいだろう」と言う。
この光景について、作者の狸谷さんは次のように語る。
「この話に関してはスーパー勤務時代も、現在勤務している100円ショップでも割と見かけるなぁ、と感じます。ただついて回って、文句を言って、買いたいものは無言でお連れ様のかごに入れて、会計時は荷物も持たずにさっさと車に行ってしまう…。身内もかつてこういう感じでしたので、見かけると大変モヤモヤして、ついお連れ様へできる範囲での、手厚い接客をしてしまいます」
■「言い方ってもんがある」読者から寄せられた共感の声
他人のことに口を出すわけにはいかないが、レジから見ている側も不快になってしまう場面である。
本作のコメント欄には、「ただついてきて、荷物持ちすらしない人がいました」や「『で』じゃなくて『が』って言ってほしいです。やったことがないとわからないのかもですが、言い方ってもんがありますよねぇ」という主婦からの共感の声が届いている。また、料理をする人からは「そうめんや冷やし中華は、簡単でしょ」と指摘する声も寄せられており、日々の食事の準備に対する認識の違いが浮き彫りとなっている。スーパーでの何気ない一コマから、家庭内の役割や思いやりについて考えさせられるエピソードだ。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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