鈴木保奈美、60歳の誕生日祝いにニッコリ「この先思い残すことがないように、やり尽くしていこう」

鈴木保奈美、60歳の誕生日祝いにニッコリ「この先思い残すことがないように、やり尽くしていこう」

鈴木保奈美
鈴木保奈美 / 撮影:松崎太陽

俳優の鈴木保奈美が、8月14日に都内で開催された書籍「中途半端な旅人は語る」(小学館刊)、「わたし、そんなにとんがってましたかね。 獅子座、A型、丙午はめぐる」(中央公論新社刊)の新刊同時発売記念取材会に登場。この日は鈴木の60歳の誕生日ということで花束も用意され、今の心境を語った。

■雑誌連載をまとめた書籍が2冊同時刊行

「中途半端な旅人は語る」は、2024年より女性ファッション・ライフスタイル誌「Precious」にて掲載中の連載を書籍化。書き下ろしのコラムや未掲載写真も多数収録され、自身がこれまで経験した旅を通しての生き方、考え方、楽しみ方がつづられており、8月5日に発売された。

「わたし、そんなにとんがってましたかね。 獅子座、A型、丙午はめぐる」は、2017年から始まった総合月刊誌「婦人公論」で掲載された連載を書籍化した「獅子座、A型、丙午。」の続編となるエッセー集。母として、俳優としての等身大の日常がユーモアたっぷりにつづられた内容となっており、8月7日に発売された。

新刊2冊同時刊行について、鈴木は「それぞれの編集者さんから『そろそろ本にできるぐらいたまりましたので、本にしませんか?』とお話を頂いて。それがちょうど1年前ぐらいだったと思うんですけど、打ち合わせをしているうちに『ちょうど誕生日だし、いいんじゃない?』と、祭りのような感じで、割と軽いノリで同時に刊行させていただくことに決定しました」と経緯を明かし、「いざ発売を迎えてみたら、イベントとか大々的なことになってしまって、『やっちまったな』と思っています」と、ユーモアを交えて今の心境を語った。

■「深夜のおしゃべりをするような気持ちで書いてきました」

また、俳優業のかたわら文筆家としても活動しているということで、“書き手”として意識していることを聞かれると「こういうお仕事をしていると、インタビューをしていただく機会が多々あります。それが記事になったときに、『ちょっと伝わらなかったな』とか、『本当は私が言いたかったのはそういうことではなかったんだけれど、私の言い方が良くなかったかな』と反省することが多くて」と述懐し、「それを重ねるうちに、これは自分で書いたほうが早いかも、と思い始めたのも物を書くようになったきっかけの一つなんです」と告白。

そしてその上で、「わたし、そんなにとんがってましたかね。 獅子座、A型、丙午はめぐる」の連載に関しては「あまり自分の立場とか、カッコつけようとかっていうことはあまり考えず、思ったままに書こうと。それがあまりに極端だった場合には、編集者がちゃんと直してくれると信じて(笑)。思うままに、自分の友人や家族に『聞いて聞いて』というふうに、深夜のおしゃべりをするような気持ちで書いてきました」と、普段のおしゃべりのような文章を心掛けたことを伝えた。

そんな鈴木は、1966年8月14日生まれ。この日に60歳の誕生日を迎えたということで、フォトセッション時には花束が贈られ、「ありがとうございます」とニッコリ。

60歳の誕生日を迎えたことで、心境の変化について尋ねられると「今朝目覚めたときに何か気持ちの変化があるかなと思ったんですが、何もなくて。少し年上の友達が今朝早くに『還暦へ、60代へようこそ』『ここから先は楽しい景色ばっかり見られるから、毎日面白いよ』というメッセージをくれたので、良かったなと。楽しもうと思っています」と笑顔を見せた。

さらに、今後やってみたいことについて聞かれると「私は好きで書かせていただいているし、好きでお芝居の仕事もしているので、いろんな人に会って、いろんなやりたい仕事をして、行きたい所に行って、食べたい物を食べて、この先思い残すことがないように、やり尽くしていこうと思います」と、柔和な表情で今後への思いを語った。

◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

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