仕事・家事・育児をこなす兼業主婦・キョウコさんは、夫・トモヤさん、息子・ヒロトくんとの3人暮らし。トモヤさんは、人から頼まれると断れない一方、そのしわ寄せを家族や後輩に押し付ける【断れない男】。アミさんとの関係も断れず不倫に発展し、職場ではトモヤさんのパワハラが問題視され、再教育研修を命じられます。社内での評価は下がる一方ですが、本人は自分を有能だと思い込んでいました。
ある日、キョウコさんは出張、義母が宗教活動で不在のなか、発熱したヒロトくんを自宅で看病していたトモヤさん。そこへ突然アミさんが来訪! 勝手に夫婦の寝室に入り込み、キョウコさんの下着を勝手に漁り始めます。
合鍵を渡した覚えがなく、さすがになんとかしてアミさんに帰ってもらおうと考えていたトモヤさんでしたが、アミさんに「えらいパパだね♡」「ご褒美あげるね♡」と持ち上げられると、すっかり舞い上がってしまって……。
不倫相手の誘惑に夫は…












アミさんに甘く誘惑され、トモヤさんは「まずい」「早く帰ってもらわないと!」と焦りながらも、しだいに冷静さを失っていきます。
「寝室いこ♡」という誘いを断ったはずなのに、アミさんが「妻に子どもの世話をさせられてかわいそう」と言葉を重ねるたび、判断力がにぶっていきました。
「トモヤの足を引っ張る悪妻」
「あんなのは、人生のお荷物」
そう吹き込むアミさんに流され、トモヤさんは「そうだよね。アミこそが俺のヴィーナス」「キョウコの顔を見るだけでも疲れる」と言い、一線を越えてしまうのでした。
▼育児や家事を担うことを“被害”のように語っていますが、子育ては夫婦で支え合うものであり、父親として自分の子の世話をするのは当たり前であってほしいもの。まじめに家事や育児に向き合っているパパもたくさんいます。子どもの看病よりも、不倫相手の甘い言葉を優先してしまったトモヤさんの行動は、パートナーへの裏切りだけでなく、父親としての責任も放棄したと言えるでしょう。
不倫は当事者だけの問題ではなく、配偶者や子どもなど、大切な家族の心まで深く傷つけてしまうものです。目先の誘惑に流される前に、その先に待つ大きな代償を忘れてはいけませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
