
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『とりこのため息』(ナンバーナイン刊)より、第9話『訪問者』を紹介する。作者のオオハチさんが、7月15日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、オオハチさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■突然家へやってきた元彼の恐怖

ある日、モモの家に元彼がやってくる。彼からすでに合鍵を返してもらったため、入られることはない。しかし、扉の前にいる気配と不安から悪い想像ばかりが膨らんでいく。
そんななか、恋人のユズから「今ドア開けれる?」とメッセージが届く。意を決して扉を開くと焦った表情のユズが「モモ!」と声をあげて部屋へやってくる。ユズが元彼を追い払ってくれたことを知り、モモは安堵して…。
この不安を晴らしてくれる親友との物語を読んだ人たちからは、「タイミングが最高」「イケメンすぎる」「同棲しちゃいなよ」など、多くのコメントが寄せられている。
■「ユズが救いのヒーローのように見えていたらいいなと思います」作者・オオハチさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本エピソードのお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
今後ユズとモモが恋愛を始める上で、まずモモの元カレのことを解決しないと前に進めないなと思って考えました。
――本作では、モモの元カレが玄関前にいる恐怖感、それを拭ってくれるユズの安心感のギャップが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
基本的に『とりこのため息』は「ラブコメ」として気軽に楽しんでもらいたいので、読者さんがストレスたまらないようになるべくあっさり描きたいなと。なので元カレの具体的な描写を極力減らし、ユズにも被害が起きない内容かつ長丁場にならないように心がけました。注目してほしいのは、ユズがモモを助けに来た瞬間でしょうか。ユズが救いのヒーローのように見えていたらいいなと思います。
――『とりこのため息』の作中を通して、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
個人的には10話「パジャマパーティ」の話が気に入っています。同棲1日目の話で、2人が着ぐるみを着たりたこパをしたりという、昔からの親友としてはしゃぐ一方、夜は2人とも緊張しながら寝る…という、同棲のワクワクとキュンを同時に描けて楽しかったです。
――ストーリーやキャラクターデザインなど、作品の根幹を考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
ストーリーは、読んでストレスたまる内容にはしたくないので、シリアスの後はゆるいギャグを入れるなど緩急を心がけています。キャラは、単に嫌なキャラは作らないように…。特にメインの2人は、どこか好感や共感の持てる一面を入れたいと思って描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
読者さんに完結まで(ユズとモモが両思いになるまで)読んでもらうことです!それと今後も描きたい話があるので、余裕ができれば新しい漫画(男女の恋愛やBLなど)もいくつか進めていきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも励みになっています、本当にありがとうございます。これからも楽しんでいただけるようがんばります!

