
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『君は誰よりうつくしい動物 -白井もも吉短編集-』(スクウェア・エニックス刊)より、『夏と洗濯機』を紹介する。『偽物協会』(小学館刊)でも知られる作者の白井もも吉さんが、7月7日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、多数の「いいね」やコメントが寄せられた。本記事では、白井もも吉さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■暇で空虚な時間を激変させる出会い

友人もおらず暇潰し以外にすることがない女子学生は毎日退屈していた。夏期講習以外にすることもなく、じきに始まる夏休みをひどく恐ろしく思っていた。
そんな毎日は、この夏に買い替えた洗濯機との出会いで一変。洗濯以外でもアラームを鳴らし、ふたを開閉して挨拶するなど、説明書に無い機能を持つ不思議な洗濯機に彼女は惹かれていく。さらにある日、洗濯機が勝手に動き始めたことから彼女の夏は色づいていくが…。
このひと夏の不思議な体験を読んだ人たちからは、「家族の一員みたい」というコメントや、多数のいいねが寄せられている。
■「青春っぽい空気感を感じて欲しいです」作者・白井もも吉さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
ネームを描いたのが結構前なのではっきりしないのですが、確か洗濯機を買い替えたらそれが謎の生き物だったらびっくりするよな…みたいな感じだったと思います。
――本作では、「私」と不思議な洗濯機とのひと夏の出来事が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
青春っぽさにこだわって描いたと思います!青春っぽい空気感を感じて欲しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
洗濯機と主人公の2人で外出するシーンと、お母さんが発狂するシーンです。2人で外出するシーンは空気感が気に入っているのと、お母さんの発狂シーンはなんかどこかおかしい感じなのが気に入ってます。
――言葉を発しない洗濯機ですが、愛嬌のある動きや気遣いに心を奪われてしまいました。こういった動きについて、意識されていることがあればお教えください。
変だけどいい奴なところを意識して描いた気がします。愛嬌があって、こっちを気遣ってくれるいい奴的な…。
――今後の展望や目標をお教えください。
メイクマネーすることと、頭の中に思いついたことをなるべく楽しい形で出力することです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも漫画を読んでくださってありがとうございます!!ペースはゆっくりかもしれませんが、漫画を確実に描いていきたいなと思っていますので、ゆっくり待っていただけたらありがたいです。

