私たち夫婦は、10年の交際を経てゴールインしました。周りから急かされても結婚は自分たちのタイミングでという思いがあり、結果的に交際10年で自然と結婚となりましたが、なかなか結婚に至らない私たちを見て、両親は私の結婚をあきらめていたようです。しかし、結婚することになると、実家は大騒ぎ。いざ、夫が私の家に挨拶に来てくれる日、父は……。
本当に結婚するの!?と大騒ぎ
私が30歳という節目を迎えるにあたり、プロポーズなどはなく自然な流れで結婚することになりました。それぞれの両親に報告すると、義両親からは「やっとか」という反応でしたが、私の両親は、「10年も付き合っていたから結婚しないと思っていた」と私の結婚はあきらめていたところもあったようで、結婚を知って大騒ぎ。
ただ、父は「結婚しないと思っていた」という気持ちの中に、「いつまでもお嫁にいかなければいいのに」という思いもあったようです。
酔いつぶれた父から驚きの一言
その後、私の実家に彼が結婚挨拶に来る日を迎え、彼と一緒に実家に行くと……。
そこにはすでに酔いつぶれた父の姿が。緊張をほぐすために少しお酒を飲もうと思ったようですが、いろいろな感情になり、飲みすぎてしまったとのこと。
それでも、酔いつぶれた父の前で彼が挨拶をしようとすると、父はパッと起きて、食い気味に「どうぞ、娘をもらってください。あげる!!」とだけ言い残し、寝室に消えてしまったのです。
結婚を祝いたい気持ち、娘が嫁いでいってしまう寂しい気持ち……父の中にはさまざまな思いがあったのだろうと思うとなんだか微笑ましく、居間に残された母ともども笑ってしまいました。
父はどちらかというと厳格な人です。私はこれまで父が酔った姿など見たことがありませんでした。なんならお酒には強いタイプの人。それでも、私が結婚するとなると感情が抑えられなくなってしまうんだなと、父の気持ちをうれしく感じた出来事です。
著者:吉田尚子/30代女性・育児中の母。趣味はハンドメイド。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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