
連日、終電ギリギリまで残業していた主人公は心身共に疲れ果てていた。そんな彼に、チャラチャラしたなりの若者が「お兄さん、お疲れだね」と声をかけてきた。主人公の進行を妨げて「いいモノあるんだけど吸ってかない?」と口早にまくしたてる若者。何だか犯罪の臭いがプンプンするのだが…?本作を描いたのは、高岸かも(@kamotakagishi)さん。「コンプティーク」(KADOKAWA)にて連載していた「魔王道」(全3巻発刊)や、「カドコミ」(KADOKAWA)での連載作品「悪役令嬢はやる気がない」(全1巻発刊)のコミカライズを担当した漫画家である。高岸さんに話を聞いてみた。
■「将来は猫を飼ってポケットに入れたい」作者の猫愛から生まれた漫画



連日の残業で心身共に疲れ果てていた主人公。若者が「いいモノあるんだけど吸ってかない?」と口早にまくしたてる様子に犯罪の臭いを感じ取り、主人公はその場を離れようとした。すると若者は名残惜しそうに「1回吸ったらヤミツキになるのになあ」と“あるモノ”をポケットから取り出す。それはまさかの猫!疲れ果てていた主人公は、どっぷり堪能するのであった。
実は、危険な香りのする若者が作中で着ているのは、猫好きの間で話題になった“にゃんこがすっぽり入るポケット付き”のパーカーだ。作者の高岸かもさんは「猫をポケットに入れられるなんて最高だなと思い、その思いが派生してこの漫画ができました」と明かしてくれた。作者自身も同じパーカーを愛用しているのかと思いきや「いいえ」と即答。現在はペット不可のマンションに暮らしているため猫は飼えないが、「将来猫を飼うことがあったら購入して、ポケットに入れて漫画作業をしたりしたいですね」と笑顔をのぞかせた。これまでハムスターや犬とは暮らした経験があるそうだが「いつかは“お猫様”を養わせていただきたい」と語る姿から、猫への憧れの強さがうかがえた。
猫好きの心をくすぐる本作。高岸かもさんが描く「疲れた時に吸うもの」、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:高岸かも(@kamotakagishi)
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