犬との暮らしで分かる人生において大切なこと

犬との暮らしは、人が思うほど特別なものではないかもしれません。お散歩に行き、ごはんやおやつを食べ、一緒に遊び、日常の積み重ねだと言えます。
一見すると、何気ない毎日を送っているようですが、その時間の中には、私たち人間が豊かに幸せに暮らすための大切なヒントが隠されています。
犬は言葉を話しません。覚えられる言葉もそれほど多くありません。しかし、仕草や行動を通し、思いやることの大切さや、責任を持つということなど、様々なことを教えてくれます。
1.毎日の小さな積み重ねが信頼を育てるということ

犬は初めから飼い主を信頼しているわけではありません。他人から見ると、最高のパートナーに見えるかもしれませんが、その信頼は毎日の積み重ねによって築かれたものです。
人間関係にも共通していると言えるのではないでしょうか。
初めは相手を信頼することができません。不安や緊張がありますし、疑ってしまうことだってあります。
相手を思いやる行動を積み重ねることによって、深い信頼関係に繋がりますし、信頼は日々の積み重ねによって育まれるものです。
言葉を交わすことができない犬と人間だからこそ、毎日の小さな積み重ねが大切だということを教えてくれるのです。
2.今この瞬間を全力で楽しむことが大切だということ
犬は過去の失敗を悔やみ続けたり、遠い未来を心配したりすることはありません。「今」だけを考えて生きています。
ごはんやおやつはいつだって美味しそうに食べますし、お散歩は疲れるまで楽しみ、今、目の前にある幸せに目を向けています。
人間は、忙しい毎日を送っていると、過去の失敗や未来への不安に気持ちが向いてしまいがちなのではないでしょうか。
3.コミュニケーションは言葉だけではないということ

犬は飼い主の発する言葉を覚えることができますが、言葉そのものが持つ意味まで理解することは難しいです。
飼い主がその言葉を発したときの表情・声のトーン・仕草・行動などから飼い主の感情を読み取り、言葉と結びつけています。
同じ言葉であっても、笑顔で優しく声をかけたときと、真顔で冷たく話しかけたときとでは、犬の反応が違うことに気づいているのではないでしょうか。
人間同士では「言葉の裏を読む」なんて言うことがありますが、相手を思いやる気持ちは、言葉だけでなく、表情や態度、行動にもあらわれるのです。
4.小さな変化への気づきを大切にするということ
犬は言葉で表現することができません。本能的に苦痛を隠すことがあります。弱っていることを知られてしまっては、敵に命を狙われてしまう恐れがあるからです。
愛犬の体や心の変化は日々の何気ない仕草や行動にあらわれます。しかし、あまりにも小さな変化であるため、飼い主にも気づきにくいです。
その結果、気づいたときには手遅れだった、愛犬をひどく苦しめてしまった、なんてことが起こることがあるのです。
獣医師でも気づくことができない犬の小さな変化があります。飼い主だからこそ気づくことができる愛犬の小さな変化があります。
その気づきが、犬の健康と幸せを守るのです。そして、日々の小さな変化に気づくことができる人は、その何気ない日々の中にある小さな幸せにも気づくことができ、人生がより豊かになるでしょう。
まとめ

犬との暮らしで分かる人生において大切なことを4つ解説しました。
毎日の小さな積み重ねが信頼を育てるということ 今この瞬間を全力で楽しむことが大切だということ コミュニケーションは言葉だけではないということ 小さな変化への気づきを大切にするということ「言わなくても分かってほしい」「言わなくても察してほしい」は、甘えだとよく言いますね。犬は初めから何も言えないのです。言葉を発することができないからです。
そんな犬との暮らしは、人間同士の信頼関係や付き合い方の大切さやヒントをくれるのではないでしょうか。

