私が結婚式を挙げたときのエピソードです。当日、招待した友人たちが次々と会場に集まる中、友人Aだけがなかなか姿を見せませんでした。結局、Aが来ないまま式が始まったため、何かあったのではないかと心配していると、披露宴の途中でようやく会場に到着。そのまま何事もなかったかのように歓談に加わっていました。
ご祝儀をポチ袋に入れて持ってきた友人
遅刻にも驚きましたが、式が終わったあと、受付を担当してくれた友人からさらに衝撃的な話を聞かされたのです。
「A、ご祝儀をポチ袋に入れて持ってきたんだけど……」
なんとAがカバンから取り出したのは、一般的なご祝儀袋ではなく、お正月にお年玉を入れるような小さなポチ袋だったというのです。話を聞いた私は、「えっ、冗談だよね……?」と耳を疑いました。
受付にいた友人たちも驚き、「どうしてポチ袋なの!?」と尋ねたそう。するとAは、「沖縄では、ご祝儀をポチ袋で渡す文化もあるんだよ」と笑顔で答えたといいます。文化の違いとはいえ、小さなポチ袋の中には千円程度しか入っていないのではないかと、私も友人たちも冷や冷や。しかし、結婚式を終えて恐る恐る中身を確認すると、入っていたのはきちんと新札で用意された3万円でした。
予想外のポチ袋には驚きましたが、金額を確認した瞬間、私たちは「よかった~!」と胸をなで下ろしたのでした。
後日、「沖縄ではご祝儀をポチ袋で渡す文化がある」というのは、Aの勘違いだったと判明しましたが、今では良い思い出の笑い話です。
◇ ◇ ◇
結婚式という特別な日だからこそ、予想外の出来事があると驚いてしまいますよね。今回は友人の勘違いだったことが分かり、金額もしっかり包まれていたからこそ、今では笑い話として振り返ることができたのでしょう。思わぬハプニングも、時間がたてば忘れられない思い出のひとつになるのかもしれませんね。
著者:山中美智/40代女性・主婦/結婚19年目、夫と子ども1人、両親と同居中の専業主婦です。趣味でイラストを描くことが好きです。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

