美容に注目が集まっている近年、ニキビ跡や傷跡に悩む方は多いのではないでしょうか。最近では、レーザー治療を利用して、こうした肌の悩みを解消する方が増えています。しかし、どのような治療なのか、何回通えば良いのかなど、疑問を持つ方も多いはずです。そこで今回は、ニキビ跡(傷跡)を目立たなくするレーザー治療の基本についてziz CLINICの村岡史子先生に詳しく教えて頂きました。

監修医師:
村岡 史子(ziz CLINIC)
2007年岩手医科大学卒業。盛岡赤十字病院、岩手医科大学形成外科にて勤務。2010年タウン形成外科クリニック盛岡院の院長に就任。2013年湘南美容クリニック仙台院に入職。その後、北関東・北陸・東北・北海道の北日本11院のマネジメントを幹部として行い、さらに技術指導担当医師として全国のドクターの技術指導も担当。2022年ルラ美容クリニックの顧問兼特別技術指導担当医師就任。2023年、東京都渋谷区に「ziz CLINIC」を開院。13年間美容医療に携わる。
編集部
ニキビ跡(傷跡)のレーザー治療は、どのような仕組みで傷が目立たなくなるのですか?
村岡先生
ニキビ跡(傷跡)のレーザー治療では、皮膚の再生を促進し、目立たなくすることができます。例えば、「フラクショナルレーザー」を使用すると、肌に微細な傷を作り、それが治る過程で肌の凸凹を滑らかにします。赤みを軽減する「Vビームレーザー」や「585」、ニキビ後の色素沈着や色ムラを整える「トーニング」もよく使用されます。これらのレーザーは、それぞれ異なる目的があり、患者さんの状態に合った方法を選ぶことで、効果的な治療が可能になります。
編集部
傷跡の種類(ニキビ跡など)によって治療の方法は変わりますか?
村岡先生
例えば、ニキビ跡には赤みを抑えるレーザーや、凹みを改善する「フラクショナルレーザーやダーマペン、ポテンツァ」などが適しています。また、「サブシジョン」という治療法では、凹みの癒着している部分を剥がし、クレーターを浅くすることが可能です。新しい傷跡の場合は、まず炎症を抑える治療を優先することが重要です。患者さん一人ひとりの状態に合わせたアプローチが求められます。
編集部
傷跡によって必要な通院回数は変わりますか?
村岡先生
赤みも凹みの治療も手軽なレーザーですと10回以上の通院が必要になることもあります。一方、少しダウンタイムがありますが効果の高いレーザーを使用する場合は、5回前後で効果を感じられることが多いですね。患者さんのライフスタイルや希望に合わせた治療計画が大切です。
※この記事はメディカルドックにて<ニキビ跡(傷跡)のレーザー治療は何回通院が必要? 治療の流れについて医師が解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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