育児と家事を両立するなら、やっぱり「おんぶ」が便利!【助産師が解説】親子で快適な“おんぶのコツ”

育児と家事を両立するなら、やっぱり「おんぶ」が便利!【助産師が解説】親子で快適な“おんぶのコツ”

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、おんぶの基本についてお話ししてくれました。おんぶはいつからできるのか、おんぶのメリットとデメリットなどを詳しく解説します!


グズる赤ちゃんをあやしながら家事をするには、おんぶが便利です。しかし「怖くてできない」「どうやってするの?」と悩むママもいるかと思います。


今回は、赤ちゃんとママの心地よいおんぶについてお話しします。

おんぶはいつからできる?

おんぶができるのは赤ちゃんの首がすわってからになります。個人差はありますが、厚生労働省によると、生後4カ月以上、5カ月未満の赤ちゃんの90%以上に首のすわりが見られるとされています。


首すわりは、3〜4カ月健診でチェックされる項目です。健診では、腹ばいにしたときに頭を持ち上げるかどうか。あお向けに寝かせて、両腕を持って45度までゆっくり引き起こしたときに、頭が遅れずについてくるかどうかなどで、首すわりを判断します。


自分で判断するのが難しいときは、健診で首すわりを確認するようにしてからおんぶをしましょう。

おんぶのメリットとデメリットは?

メリット

・ママの両手があいて、家事がしやすい

・ママの背中に体がピッタリとつくので、赤ちゃんが安心感を得られる


そのほか、背中の高い位置のおんぶは大人と同じ目線になり、ママの行動を見て一緒に体験したような感覚を共有することで、赤ちゃんにとって良い刺激になるなどと言われています。

デメリット

・赤ちゃんの変化に気づきにくい

・慣れるまで少しコツがいる


そのほか、赤ちゃんの様子が見えないため、狭い場所などで赤ちゃんの手や足などをぶつけてしまうことなどがあります。

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