妊娠中の夏美さんは、夫・冬彦さんと赤ちゃんの性別を義両親へ報告。しかし、女の子だとわかると義両親は「男の子以外どうでもいい」「次は男の子を産んで」と跡継ぎへの考えを押し付けます。
帰りの車内で、赤ちゃんの名付けを夏美さんに任せようとした冬彦さん。結局自分も考えると約束しますが、冬彦さんは白紙のノートを出しました。
夏美さんが何とか説得し、再び話し合う日を迎えますが、冬彦さんは朝から会社の人と通話をしながらオンラインゲームに夢中です。
呆れた夏美さんが冬彦さんの名付けノートを探し出すと、名前の候補は書かれていません。夏美さんは、冬彦さんに詰め寄りますが、「え、考えたよ?」という返答にショックを受け、涙を流します。
冬彦さんは「ごめん! これからは夏美に時間を作るよ!」と論点がズレた謝罪をします。自分ではなく赤ちゃんに時間を作ってほしかった夏美さんは、失望。「あなたにはがっかりした」と部屋を出て行きました。
戸惑う冬彦さんは、「もしかして、名前の候補を一つも書けてない俺のノート、黙って見たんじゃないの……?」と不安がよぎります。通話中の同僚に愚痴を聞いてもらおうかと考えますが、「それはさすがにダメな気がする」と考え直して……。
事の重大さに気付いた夫は…?








同僚に話を聞いてもらうのは違うと感じた冬彦さん。今度は、部屋を出て行った夏美さんのことが気になり始めます。
「ひょっとして、まだ泣いている?」
冬彦さんは、通話中の同僚たちに謝罪し、オンラインゲームを抜けることを伝えました。
同僚たちも状況を理解し、「仲直りできるといいな」と温かい言葉で送り出してくれるのでした。
▼冬彦さんもようやく、事態の深刻さに気づき始めたようですね。人は、自分では「大丈夫」と思っていても、相手の様子や反応を見て初めて問題の大きさに気づくことがあります。もちろん、早い段階で気づけるのが理想ですが、気づいた時点で行動を起こすことにも大きな意味があります。
大切なのは、「気づいたあとにどう向き合うか」です。後回しにせず、相手に向き合おうとする行動が、関係を修復する第一歩になるのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
