夏の暑い盛りに、夫の実家へ帰省した日のことです。義家族にはアイスコーヒーが出されたのに、なぜか私だけ水道水で、さらにお菓子へ手を伸ばすと義母から「食べたら太るわよ」と言われてしまいました。居心地の悪さに耐えきれず、そっと夫に助けを求めた私。すると、そのとき返ってきた反応は……。
義母の露骨な扱いの差に困惑…夫に助けを求めると
リビングで家族と談笑していると、義母が冷たい飲み物を運んできてくれました。外の暑さで喉が渇いていたのでとてもありがたいなと思ったのですが、テーブルに並べられたグラスを見て少し戸惑ってしまったのです。
夫や他の家族にはアイスコーヒーが出されたのに、私の前に置かれたのは水道水でした。驚いている私を見て、義母は「あら、あなたはコーヒーが苦手じゃなかったかしら。水道水を入れておいたわ」と言います。
私はコーヒーが大好きですし、これまでも義実家で一緒に飲んだことは何度もありました。さらに、テーブルにはおいしそうなお菓子も用意されていて、思わず手を伸ばそうとした私に向かって、義母は「こんなもの食べたら太るわよ」と一言。
その言葉を聞いてしまうと、どうしてもお菓子に触れることはできません。私以外の家族が冷たいコーヒーとお菓子を楽しみながら笑い合っている空間で、ぽつんと水道水を見つめていると、ここには私の居場所がないように思えて悲しさがこみ上げてきました。
夫に助けてもらおうと、そっと目で訴えました。気づいてほしい、一言でいいから義母に言ってほしい。そう願ったのですが、夫は水のことには特に触れず、お菓子について「気にせず食べれば?」と言うだけ。義母の目の前で食べる勇気は出ませんし、何より、私の視線に気づかないふりをした夫の態度に、義母への戸惑いとは別の寂しさを覚えました。
結局その場では何も言い返すことができず、ひたすら作り笑顔を浮かべて帰宅の時間を待つしかありませんでした。
帰りの車の中で、悲しさや悔しさなど、いろいろな感情が押し寄せてきます。助けてくれなかった夫に、思いきって「さっき、水道水だったの気づいてた?」と聞いてみました。すると夫は「気づいてたけど、母さんに角が立つと思って」と言葉を濁します。悪気がないのはわかります。ですが、その場で私の味方になってくれる人は誰もいなかったのだと、あらためて突きつけられた気がしました。
この出来事をきっかけに、義実家とは少し距離を置こうと思うようになりました。義母の態度にも傷つきましたが、それ以上に悲しかったのは、夫が状況に気づきながら何も言わなかったことです。帰宅後、あのときの気持ちを夫に伝えたことで、少しだけ気持ちの整理がつきました。
夫にどこまで伝わったのかはまだわかりません。それでも、これからは小さな違和感も抱え込まず、少しずつ夫と話していこうと思っています。今回のような思いを繰り返さないためにも、まずは夫婦で気持ちをすり合わせていけたらと思います。
著者:相川優/30代女性/子育てに奮闘中の主婦。趣味はドラマ鑑賞とSNSのチェック
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

