
「地図をぐるぐる回さないと読めない」「地下街に下りると方向感覚がわからなくなる」「一度行った場所なのに二度目は行けない」「大きな駅がダンジョンのようで迷ってしまう」という人は意外と多いのではないだろうか?そういった“方向オンチ”の人たちに共通する事項をまとめた“言い得て妙”な「あるある漫画」がおもしろい!作者であるりんごさんは、「モーニングゼロ」での奨励賞受賞や、歴史と実績ある青年漫画の登竜門「ちばてつや賞」入選などの経歴の持ち主で、この「方向オンチあるある漫画」のほかにも「迷子の達人」なども執筆している。今回、りんごさんに本作について話を伺ってみた。
■方向オンチ対策として心がけていることとは?



方向オンチの人なら「わかる!」と思わずうなずいてしまうのが、本作「方向オンチあるある漫画」だ。作者のりんごさんは「ズバリ夫が方向オンチです。しかもかなりの方向オンチで、必ずと言っていいほど正解と逆の道を選びます」と明かす。そんな旦那さんの様子を隣で見ているうちに、そのおもしろさを漫画として描くようになったという。
なかでも驚かされるのが、旦那さんの方向感覚を“逆に”利用したエピソードだ。「夫は目の前の情報ではなく、自分の感覚を信じて進む傾向にあり、必ず間違います」と語る。そこで、りんごさんは「夫が信じた方と逆の道を進んでもやっぱり間違っている」ことに気付き、なんと「本人が妙に自信満々に進もうとしたときだけは、それを引き留めて逆の道を行けば正解」という占いのような使い方をしたこともあるそうだ。
とはいえ、現在は「自分の感覚を当てにしないこと」を方向オンチ対策として心がけているとのこと。「信じるべきはグー●ルマップの一択」としたことで、最近は旦那さんもあまり迷わなくなったという。しかし、りんごさんは「私としてはおもしろエピソードが減ってさびしい気持ちもあります」と、少し複雑な思いも明かしてくれた。
「方向オンチ」という個性をネガティブに捉えるのではなく、身近な人とのやりとりを通して楽しく描いた本作。この機会にぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:りんごさん
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