周囲から羨ましがられる理想の共働き夫婦だったカナさんとマサルさん。しかしマサルさんは、息子・リクくんが生まれた途端、変わってしまいました。
かつてはやさしかったマサルさんがこんなにも変貌したきっかけは、カナさんの里帰り中、仕事でミスをしたときに周囲から「妻のほうが優秀」と陰口を叩かれたことでした。プライドを深く傷つけられ、「もう頑張らない」と極端な思考へ逃避していたのです。
カナさんの体調が悪くても育児を任せきりにし、自分だけリフレッシュするためにジムや飲み会に出かける日々……。あろうことか、マサルさんはジムで出会ったルリ子と不倫関係に陥りました。
ルリ子から離婚を迫られ、妻のカナさんに離婚を切り出すも、あっさりと不倫がバレてしまったマサルさん。とっくに愛が冷めていたカナさんは離婚を決意しますが、懲らしめるために「引っ越し先が見つからない」と時間を稼ぎます。
すると案の定、しびれを切らしたルリ子から振られたマサルさん。妻からも不倫相手からも見捨てられてしまいます。
その後、迎えたマサルさんの誕生日——カナさんは離婚届を提出。マサルさんとルリ子に慰謝料を請求しました。
もう誰にも振り回されない!

















リクくんの2歳の誕生日——。マサルさんがプレゼントを送ると、電話越しにリクくんから「ありがとう。風邪ひかないでね」とやさしい言葉が返ってきました。
わが子の健気さに触れたマサルさんは、手放してしまった幸せの大きさを痛感。「俺はなんてバカなことをしたんだ」と絶望に苛まれます。この深い喪失感こそが、彼への天罰となったのでした。
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一度壊してしまった家族関係を立て直すのは、決して容易なことではありません。当たり前にある家族だからこそ尊く、何よりも大切にしなければならないのだと痛感させられますね。
穏やかな家族の毎日は、お互いの誠実さや思いやりの積み重ねの上に成り立っているもの。身近な幸せをないがしろにしていないか、日頃の自分の振る舞いを見つめ直すきっかけにしたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子

