些細なことがきっかけで彼と口論になった日のことです。最初は冷静に話し合っていたはずなのに、次第にお互い感情的になり、言い合いはどんどんエスカレートしてしまいました。そして、そのとき彼から言われたひと言が、私の気持ちを大きく変えることになったのです。
泣く私に浴びせられた暴言
その日の口論のきっかけは、本当に些細なことでした。しかし、お互いに普段から我慢していた不満まで口にするようになり、気づけば収拾がつかないほどの大喧嘩に発展してしまったのです。
私は感情があふれてしまい、思わず涙が止まらなくなりました。何か言い返そうとしても声にならず、ただ泣くことしかできません。
それでも彼は話をやめることなく、自分の言い分を一方的にぶつけ続けました。そして、泣き続ける私を見て吐き捨てるようにこう言ったのです。
「悲劇のヒロイン気取りかよ」
そのひと言を聞いた瞬間、悲しさよりも心が一気に冷めていくのを感じました。
私が泣いている理由を理解しようとするどころか、傷ついている気持ちを茶化すような言葉を平然と口にする人とは、この先も分かり合えない――そう思ったのです。
その後、私は彼との関係を見つめ直し、程なくして別れを選びました。
◇ ◇ ◇
恋人同士であっても、意見がぶつかることはあります。だからこそ、相手を言い負かすのではなく、まずはお互いの気持ちを受け止めながら話し合うことが大切なのだと感じました。
あの出来事から数年がたった今、私は穏やかな人と結婚し、安心して何でも話し合える毎日を送っています。あのとき自分の気持ちに正直になって選んだ決断は、間違っていなかったと思っています。
著者:はなこ/30代女性・結婚2年目の主婦。趣味はおいしいものを食べること。甘いものが好き。
イラスト:こまつもえか
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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