水分が不足する原因

水分摂取不足
人体の55%~60%は水分です。飲料から摂るべき水分は一日1200mLとされています。意識して水分を摂取しないと、摂取不足になることが多いです。喉が渇いた、と感じる前に飲むようにすると、水分不足を防ぐことができそうです。
大量の発汗
運動や暑い天候の下での活動により、大量の汗をかくことで体から水分が失われます。その時に、水分の摂取が追いつかないと、水分不足の状態になります。
水分と一緒に血液中のミネラルが不足してしまう状態の低張性脱水と、体内の水分だけが不足する状態の高張性脱水があります。
下痢や嘔吐
ウイルスや細菌による感染性胃腸炎などにより、下痢や嘔吐が続く場合は水分不足の状態になりやすいです。
症状が強く出ているときにたくさんの水分を摂ると、胃腸を刺激してしまうので、最初は口を濡らす程度の量から、少量ずつ増やして摂取してください。
利尿作用のある飲み物
水分を摂るときに、利尿作用のある飲み物ばかりをのんでいると、体から尿として排泄される量が増えてしまうことがあります。コーヒーや紅茶、緑茶は嗜好飲料として考え、水分を摂るときは意識して、カフェインの含まれない水、麦茶、ルイボスティーなどを積極的に摂取してください。
「水分不足」のセルフチェック法

・唇や皮膚が乾燥してかさかさしている場合
・頭がぼーっとする場合
・立ちくらみがする場合

