
■『夕星-ゆうづつ-』が流れる、切なくも美しい予告映像

最新の予告映像では、櫂と暁海のどうしようもなく複雑で愛おしい胸の内、何度も訪れる人生の岐路、そして迫られる選択と、惹かれ合いながらも運命に翻弄され続ける二人の15年が、主題歌『夕星-ゆうづつ-』とともに映し出される。
「夕星(ゆうづつ)」とは、夕方の空に見える金星の古称。原作の世界観と重なる曲名に、読者からも「曲名、流石です。よし!もう一度原作読もう」、「曲名が夕星の時点で、絶対この作品に対する理解度高い」といった声が寄せられている。
■藤井監督×野田洋次郎、『100万円の女たち』から始まった信頼関係
藤井監督とRADWIMPS野田洋次郎さんの縁は、野田さんがドラマ初主演を務めた『100万円の女たち』(2017年)から始まった。以来、二人はさまざまな作品で創作を重ねてきた間柄だ。
『余命10年』(2022年)では、RADWIMPS名義で主題歌『うるうびと』と劇伴29曲、全30曲を担当。RADWIMPSにとって初の実写映画音楽であると同時に、アニメーション映画『君の名は。』『天気の子』に続き、全編にわたって映画音楽を手がけた。
続くNetflix映画『パレード』(2024年)は、野田洋次郎(RADWIMPS)ソロ名義で主題歌『なみしぐさ』と劇伴を担当。撮影中もデモをやりとりするなど、藤井監督との絶対的な信頼関係のなかで楽曲が生まれた。そして『汝、星のごとく』。RADWIMPSが本作のためだけに書き下ろす形で、音楽面での3度目のタッグが実現した。
藤井監督は主題歌完成にあたり、次のような言葉を寄せている。
「野田さんと出会って、一緒に作ってきた作品の一つひとつが、星のように連なって『夕星-ゆうづつ-』という主題歌にたどり着いた奇跡に幸せを感じています。きっと、皆さまの心にも届くと信じております」
■「自分は胸を張って無様な側でいたい」野田洋次郎が、櫂と暁海の生き方に重ねた自身の在り方

野田さんは、本作の主題歌についてこうコメントしている。
「オファーをしてくれた藤井監督や出演された俳優陣、原作を書かれた凪良ゆう先生、この映画に関わった方々の、この作品に対する並々ならぬ情熱に見合うだけの曲になっていたら幸いです。人は生まれる場所も、親も、環境も選ぶことはできないけれど、自分の幸せは自分で決めることができる。そう信じる希望をもらいました」
続けて、櫂と暁海の生き方に触れながら、自身の在り方を語った。
「杓子定規な『正しさ』『正論』に覆われた今の時代、櫂と暁海が生きる姿はどう映りますか。懸命に生きようとすればするほど滑稽で無様に映る世の中で、どうせなら自分は胸を張って無様な側でいたいなと思いました。そこからしか気づけない美しさを選びたい。この映画が持つ優しさは、はじめて出逢う種類のものでした。関われて心から光栄です」
■横浜流星「この曲が優しく包み込み救ってくれた」

主演の横浜流星さんは、完成した主題歌についてこう語っている。
「『正しさ』からはみ出し、間違いを繰り返しながらもお互いを照らし続け、必死に生きた櫂と暁海の15年。その全てをこの曲が優しく包み込み救ってくれたような気がします。同時にどこか遠い場所から櫂が彼女の未来を照らし続けているような温かい祈りも感じました。映画『汝、星のごとく』が更に深く、これ以上ない形で完成し感謝しています」
広瀬すずさんも、主題歌を受けてこうコメントを寄せた。
「瀬戸内の景色や匂いや、暁海を通して触れたひとつひとつを思い出しました。大丈夫だよ、なんて優しいんだ…。ふたりが強く繋がった瞬間瞬間に、味方になってくれるような言葉たちに、とっても報われる気持ちです」
実は本作以前にも、広瀬さんとRADWIMPSにはつながりがあった。2025年10月に公開されたRADWIMPSの楽曲『筆舌』のミュージックビデオで、広瀬さんはメインキャストとして出演。監督を務めたのは、藤井道人監督だった。そんな関係性が、『汝、星のごとく』という15年の物語のなかでどう結実するのか。まずは、『夕星-ゆうづつ-』流れる予告映像で、その一端に触れてみたい。
映画『汝、星のごとく』作品情報
2026年秋公開
原作:凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社文庫)
監督:藤井道人
脚本:安達奈緒子
主題歌:RADWIMPS『夕星-ゆうづつ-』
出演:横浜流星、広瀬すず、松村北斗、中村アン、濱田岳、尾野真千子、木村佳乃、石田ゆり子、長谷川博己
制作プロダクション:TOHOスタジオ、ドラゴンフライ
配給:東宝
(C)2026『汝、星のごとく』製作委員会 (C)凪良ゆう/講談社
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

