こんなものまで揚げるの?知る人ぞ知る大阪・ミナミの「ファンキー」な串カツ店・アガッタ!

こんなものまで揚げるの?知る人ぞ知る大阪・ミナミの「ファンキー」な串カツ店・アガッタ!

大阪ミナミの中心地・道頓堀のすぐ近くに、一風変わった串カツ店がある。その名も「リズム&串カツ アガッタ!」。地下1階の店内には数々のイラストが飾られ、十数席のカウンターには、ライブ告知のポスターがびっしりと貼ってある。なんとこのお店、元お笑い芸人にして大阪を代表するファンクロック・バンド「ザ・たこさん」でボーカルを務めていた安藤八主博さんと、シンガー桜川春子さんのミュージシャン夫婦が営むお店だ。個性的すぎる串カツ店で話を聞いてみた。
リズム&串カツ アガッタ!入口
リズム&串カツ アガッタ!入口

■カリカリのパン粉をまとった串カツ店をオープンさせたい

お店がオープンしたのは2015年のこと。当時、トンカツ店勤務の経験を持っていた春子さんが、トンカツのようにパン粉のカリカリ感のある串カツを提供するお店を出したいと思い立ったのがきっかけだ。串カツといえば大阪の名物だが、新世界などの定番の串カツ店は、キメの細かい衣が特徴で、いわゆるパン粉のついたカリカリの串カツを出す店は少なかったという。

そこで二人はなんばからも近い東心斎橋に、念願の串カツ店をオープン。店名は紆余曲折を経て「リズム&ブルース」の「ブルース」の部分を「串カツ」に差し替え、ファンクの帝王ジェームス・ブラウンが叫ぶ“I got”という節回しが「アガッタ」に聞こえることから、「リズム&串カツ アガッタ!」になった。
壁面のイラストはすべて安藤さんの手描き
壁面のイラストはすべて安藤さんの手描き


■こんなものまで揚げるの?他店にはない魅力のメニューとは?

カウンターの席に着きさっそく注文する。生ビール中ジョッキと串カツ5本の「お得な生ビールセット」だ。ビールを飲んで待っていると、ギョーザ、レンコン、ウインナーなど、あつあつの串カツが、カウンターに置かれた銀色のトレーに並べられていく。なるほど、たしかに衣がカリカリしている。続いて注文したのはこてっちゃん。家庭でもよく使われる牛のもつ料理だが、これを串カツにしている店はアガッタ!だけだそうだ。こちらも外側はサクサク、内側は柔らかくてジューシーで、ビールにもよく合う。
左端がこてっちゃん、その他チーズや紅しょうがなど人気の串カツが並ぶ
左端がこてっちゃん、その他チーズや紅しょうがなど人気の串カツが並ぶ

■「串カツ店でライブすんねんって言ったらおもろいやろ」

ただ、店の経営は順風満帆というわけでもなかった。二年目からは客足が伸びにくくなったこともあり、2016年ごろから店の目玉として続けているのが、インストアライブだ。地元のミュージシャンたちを呼んで、営業時間に店の奥で生演奏してもらう。ギャラは聞いているお客さんの投げ銭だ。当初はギター弾き語りがメインだったが、現在はアンプや簡易なドラムセットが置かれ、バンド演奏もできる設備が整っている。
カウンターにはライブのポスターが並ぶ
カウンターにはライブのポスターが並ぶ


ライブのある週末は大入り満員のことも多い。個性的な店内で生演奏を聞きながら、串カツとお酒を楽しむという、アガッタ!ならではのスタイルにハマる常連客も続出している。「串カツ店でライブすんねんって言ったらおもろいやろ」と安藤さんは自信をのぞかせる。

それでも、店を経営するうえであまりにライブ頼りすぎないように気をつけているという。ライブ好きの常連客以外にも、もちろん一般のお客さんやインバウンドの外国人も店に来る。あくまで飲食店であることは忘れずに、自らの個性も十分に反映させる。そんな「ファンキーな」串カツ店で、ディープなミナミを体験してみてはどうだろう。
安藤八主博さん
安藤八主博さん
桜川春子さん
桜川春子さん


■施設情報
リズム&串カツ アガッタ!
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1−15
アクセス:【電車】Osaka Metro堺筋線・長堀鶴見緑地線 長堀橋駅から徒歩約10分、Osaka Metro堺筋線・千日前線 日本橋駅から徒歩約10分、近鉄難波線 近鉄日本橋駅から徒歩約10分
駐車場:なし
営業時間:18時〜0時ごろ
定休日:不定休

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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

取材・文=レックス 二宮大輔
配信元: Walkerplus

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