交際を始めて5年。私は彼からのプロポーズを心待ちにしていましたが、なかなかその日は訪れず、「いつになるのだろう……」とやきもきしていました。そんなある日、知人の紹介で、彼と住宅展示場へ行くことになって……。
彼と住宅展示場へ
もともと私たちは、マイホームに憧れを持っていました。初めは軽い気持ちで見学するつもりでしたが、話はどんどん進み、気付けば本格的に家づくりを検討することに。
そこで予算について相談するため、ファイナンシャルプランナー(FP)にライフプランを作成してもらいました。家族構成や今後の働き方など、さまざまな質問に答えていると、突然「入籍予定日はいつですか?」と尋ねられたのです。
まだ彼から正式にプロポーズされていなかった私は、何と答えればよいのかわからず、言葉に詰まってしまいました。
彼の返答は!?
すると、隣に座っていた彼が、迷うことなく「10月20日です」と即答したのです。
驚いて彼の顔を見ると、その表情はいたって真剣でした。「まだ決めていません」と答えると思いきや、具体的な日付まで考えていたことにびっくり。私はこのとき初めて、彼が結婚について具体的に考えてくれていたことを知ったのです。
家づくりの相談を終えたあと、改めて2人で話し合い、彼が答えた日を目安に結婚の準備を進めることに。ドラマチックな演出も、指輪を差し出される場面もありませんでしたが、彼らしい不器用で温かいプロポーズだったと思います。
あの日、知人の紹介をきっかけに住宅展示場へ行っていなければ、結婚について具体的に話し合う機会を逃していたかもしれません。意外なひと言がきっかけで結婚話が動き出し、とても印象に残っている出来事です。
著者:吉田幸子/20代女性・0歳児を育てる看護師ママ。現在育休中。趣味は読書とピアノです。
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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