
■「ついて回って文句を言って、荷物も持たず車へ」


退職した夫がスーパーの買い物についてきたときの話だ。妻が買い物かごに柔軟剤を入れると、夫は「おい、柔軟剤なんていらんぞ。定年して年金しか稼ぎがないんだ。無駄使いするな」と文句を言う。その後も「おい、まだ買い物おわらんか」と、何かとうるさく、妻は監視されているようでやりづらく、眉間にシワが寄る。
お酒コーナーでは、「ずっと養ってきた俺に発泡酒!?酒代を節約するのか?」と騒ぎ出し、妻が総菜を買おうとすると「おいおい、手抜きか?簡単に、そうめんでいいだろう」とねちねち文句を言う。
狸谷さんは、「この話に関してはスーパー勤務時代も、現在勤務している100円ショップでも割と見かける」と話す。そして、「ただついて回って、文句を言って、買いたいものは無言でお連れ様のかごに入れて、会計時は荷物も持たずにさっさと車に行ってしまう…」と、その実態を明かした。
■憤りを隠せない狸谷さんがする「手厚い接客」
「身内もかつてこういう感じだった」という狸谷さんは、この光景を見かけると大変モヤモヤして、「ついお連れ様へできる範囲での、手厚い接客をしてしまう」と、憤りを隠せない心境を語った。
コメント欄には、「ただついてきて、荷物持ちすらしない人がいた」「『で』じゃなくて『が』って言ってほしい。やったことがないとわからないのかもだが、言い方ってもんがある」といった、妻側からの共感の声が届いている。
一方で、料理をする男性からは「そうめんや冷やし中華は、簡単でしょ」という声もあった。そうめんや冷やし中華を簡単という人は、きっと料理が苦ではない人だろう。家庭内で料理をしてくれる人がもっと増えることが望ましいだろう。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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