
堺雅人が主演を務める日曜劇場「VIVANT」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第14話(第2シーズン第4話)が8月16日に放送。中国の秘密組織シンシーの責任者・ハン(宮下今日子)が、公安警察の野崎(阿部寛)に対して、拉致された別班員たちの痛ましい様子を伝えたシーンにSNSでは視聴者の反響が多く寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■「VIVANT」とは
2023年夏に放送された日曜劇場「VIVANT」は、謎が謎を呼ぶ展開と壮大なスケールで放送中は社会現象を巻き起こすほどの盛り上がりに。予測不能なストーリーだけでなく、他の作品では見られない豪華キャストの競演、そして圧倒的な映像美とスケールで多くの視聴者を魅了した。
第1話から第10話までのストーリーは、丸菱商事に勤める乃木憂助(堺)が、誤送金された130億円を取り戻すべく、送金先であるバルカ共和国へ向かうところからスタート。 バルカで爆発事件に巻き込まれた乃木は爆破犯に間違えられ、バルカ警察に追われる羽目となる。
現地で出会った公安警察の野崎守(阿部)と医師の柚木薫(二階堂ふみ)と共に、乃木はバルカを脱出するために奔走。 しかし、それは偶然ではなかった。 乃木の本当の顔は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員であり、国際的なテロ組織“テント”を追うためにバルカに潜入していたのだった。
別班の仲間と合流し、テントのリーダーにつながる情報を集めていく乃木だったが、そこで自らの残酷な運命と対峙(たいじ)することに。 テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)は、乃木の生き別れた実の父親だった。 真実に直面しながらも、乃木は運命に立ち向かい自らの手でベキを撃つ。
そして、全てが落着したかに思えた乃木の前に、再び“赤い饅頭”が置かれることに。
同作は、第10話のラストシーンの直後から始まる物語となり、乃木らを待ち受ける次なる任務の新たな物語を描く。
キャストは、堺、阿部、二階堂、役所らメインキャストのほかに、乃木の弟・ノコルを二宮和也、ジャミーンを本間さえ、別班の司令塔・櫻井里美をキムラ緑子、別班・黒須駿を松坂桃李、野崎の仲間・ドラムを富栄ドラム、スーパーコンピューター・AIハヤトの声を高山みなみ、元テント幹部のアリを山中崇、天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩を花岡すみれ、別班員で丸菱商事の専務・長野利彦を小日向文世、元公安の新庄浩太郎を竜星涼、警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太を濱田岳が演じている。
■ある組織の女性の元を野崎は訪れる
タイでは、尋問を受けた新庄を日本へ護送することになり、彼を乗せた護送車は空港へと向かっていた。ところが、道中で突然新庄が暴走し始め、日本人の警察官・脇坂の拳銃を奪うと、車の外へ出てタイ警察の警察官に向けて発砲。その結果、手足を狙うように言われていた警察官たちは容赦無く新庄を射殺した。新庄は無期懲役は免れないことがわかっており、それを恥じて自殺行為を図ったのだ。
乃木は、野崎の上司である佐野(坂東彌十郎)に、新庄が亡くなったこと、野崎が裏切っていたことを報告。佐野との会話はオンライン通信で行っており、彼の反応をAIハヤトに解析させたところ、新庄の死亡に関しては本当に驚いた表情を見せ、野崎に関してはそうではなかったことから、佐野は野崎が裏でどんな動きをしていたのかを知っていたと断定する櫻井。
同じ頃、5人の別班員を売った野崎はイスラエル・エルサレムに向かい、中国人の樊林杏=ハン・リンシン(宮下)という女性の元を訪れるのだった。
■ハンが野崎に黒須らの現状を伝えたシーンに「許さない!」の声
野崎が4年ぶりの再会を果たしたハンは、中国公安警察の別班のような秘密組織シンシーの責任者で、野崎が売った別班員5人の身柄を拘束していた。
ハンから日本円で50億円の報酬を受け取った野崎は、「別班のみなさんは、どんな感じだ?」と、拉致された別班員5人の様子を尋ねた。
ハンは「まだ尋問は始まってないわ。拷問を受けるには、体力が必要でしょ?」と物騒なことを言い始め、「黒須以外の4人は治療中のとこ無理やり箱に詰めて運んだので、着いた時には息も絶え絶え。さらに黒須は拉致の時、うちのものを2人殺害したんで、仕返しとばかりに痛めすぎちゃってね」と、5人の現在の状況を明かした。
野崎が「(黒須を)殺したのか?」と尋ねると、「半殺し。でももう大丈夫。どうにか持ち直して歩けるようになったから。そろそろ黒須もみんなと合流するんじゃないかしら」と返すハン。
そのあと、殴られて顔がボコボコに腫れた黒須の姿が。さらにほかの別班員4人が広場のような場所で磔(はりつけ)にされている姿も映し出されるのだった。
拉致された別班員5人の悲惨な様子を、ハンが野崎に伝えたシーンに、「別班員ボコボコにしやがって!許さない!」「黒須、半殺しにあってた…酷い顔だよ…」「グロい…」「黒須…なんて姿に…」「黒須くん地上波で映しちゃいけないぐらいボロボロになってる」「誰か助けてよ…」「黒須…!生きててよかったけど大変な目に遭ってる」「やだ…かわいそうだよ、めっちゃ腫れてんじゃん」「ちょっ、磔?」「黒須…男前が台無し」「黒須くん!!お顔が…!!」「黒須…痛々しすぎる」「第2シーズンでも酷い目に遭う黒須さん」「太田ちゃんが泣いちゃう」「えぐいて…」などの声が上がり、「#VIVANT」がXの世界トレンド1位、日本トレンド1位ににランクインしていた。
乃木ら別班は囚われた彼らを無事に救出することができるのか。次話以降の展開も見逃せない。
◆文=奥村百恵

