【岡山県奈義町】奈義町が子育ての男女平等推進に向けた連携協定を「きずなメール・プロジェクト」と締結


NPO法人の「きずなメール・プロジェクト」は、4月に岡山県奈義町と、「きずなメール基金を活用した、子育てにおけるGender equality推進のための連携協定」を締結した。

子供の最善の利益の実現を目指す

「Gender equality」とは、直訳すると「男女平等」になる。今回締結した協定では、ジェンダー(母親・父親)に関わらず一緒に子育てに目を向けていく、という「公平」の意味も含まれている。

母親・父親及びその家族が読者となることにより、子育てにおける母親の孤立を防ぎ、ともに子どもの育ちを支えることで、「子育てにおけるGender equality」を後押しし、子供の最善の利益」の実現を目指していくものである。

奈義町は、2025年の東京都港区と2026年の北海道札幌市に続き、3自治体目の協定締結になる。

なお「きずなメール・プロジェクト」は、2010年11月3 日(「いいお産の日」)に設立された。「孤育て予防」をミッションに、テキストメッセージ「きずなメール」を活用した事業を、34拠点の自治体・医療機関に提供している。

「伝える内容と伝え方」を工夫することで、子育て世帯の不安をやわらげ、親と子のきずなや夫婦間のきずな、地域とのつながりを強めて、妊娠・子育てに関わる社会課題の解消を目指している。「マタニティきずなメール」「子育てきずなメール」は、これまで累計で40万を超え、7月1日時点も6万6,289人とつながっている。

現在、奈義町では妊娠期~子供が小学生に入学するまでの子育て当事者を対象に「なぎっこきずなメール」をLINEで配信。「なぎっこきずなメール」は「奈義町子育て応援宣言」の取り組みの一つとして機能している。

「Gender equality推進」を考えた時、「なぎっこきずなメール」には、読者の大半が母親であるという課題があり、そこで当初は、父親向けの周知物を作成して登録を促す予定だった。

奈義町と「きずなメール・プロジェクト」が協議を重ねた結果、父親を含めたすべての対象世帯に登録を促すため、「はがきによる全数周知」を実施することになった。

周知物(はがき)

現在、妊娠・子育て中の全世帯(妊娠期~5歳誕生日)に向けてこのはがきを送付することで、母親・父親及びその他家族にも読んでもらうことを促す。“家族で読むメッセージ版「育児百科」”として、子供に一番近い子育て当事者の孤立や不安軽減となることを目指している。

父親やその家族にも気軽に相談してもらえるように

奈義町は、今回の連携協定締結にあたり、次のようにコメントを出している。

「奈義町では、子育て支援制度の充実を目指し、平成29年度より『なぎっこきずなメール』を配信しています。登録者からは喜びの声をいただいており、子育てを支える取り組みの一つとなっていると感じています。保健師が子育て支援に携わる中で、父親も子育てに戸惑いや不安を抱えているのではないか、また、父親やそのご家族にも気軽に相談していただきたい、つながりを持ちたいという思いがありました。

この連携協定を通じて、父親やそのご家族にも子どもの成長や発達について知っていただき、子育てへの不安や悩みが少しでも和らいだり、奈義町と父親やそのご家族がつながるきっかけとなり、皆さまが楽しみながら子育てをしていただけることを願っています」

「奈義町子育て応援宣言」の取り組みを行っている奈義町に注目したい。

きずなメール・プロジェクトHP:https://www.kizunamail.com

(ASANO)

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