
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『好キ好キ大好キ死ンデモ愛シテル!』(ナンバーナイン刊)を紹介する。ナンバーナイン主催の創作百合フェスタ公式アカウントが、7月18日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、作者の土岐はるひこさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■同棲をスタートさせた2人

5年前、出会ったときのいおりは王子様のような見た目をしていた。それから月日が経ったが、今も見た目“だけ”は王子様そのもの。青空は、そんないおりと同棲をスタートさせた。
家に帰ってきてさっそく一緒にお風呂に入るいおりと青空。甘えん坊ないおりに対し「どこが王子様だか…」と思いつつ、2人は仲睦まじく過ごす。しかしそんな2人の様子をお化けがうかがっており…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「甘々全開の予感」「読むとにやけちゃう」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・土岐はるひこさん「少しでもキャラたちに愛おしさを感じてもらえたら大変嬉しいです…!」

――『好キ好キ大好キ死ンデモ愛シテル!』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
百合はずっと「いつか自分でも描いてみたいなぁ」と思っており、コミティアでのサークル参加を数回経験したタイミングで今ならば…!と思い切って百合で申込んだのがきっかけです。せっかく人生初の百合漫画なので、1冊目は大好きな「人誑しと世話焼き」の組み合わせしかない!とワクワクしながら脳内で物語を膨らませて創作しました。
――本作では、最近出てきた幽霊と、突如現れたお隣さんが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
登場人物みんな変な奴だけど、なんか嫌いになれないな…と思って頂けるような漫画を目指しているので、少しでもキャラたちに愛おしさを感じてもらえたら大変嬉しいです…!霊は恋で狂いさえしなければ実はあの中なら1番の常識人のつもりで描いてるのですが、そこも伝わってくれたら嬉しいです。
――メインキャラクターのプロフィールや秘話がありましたらお教えください。
2人が同棲してるマンションですが、ここには元々いおりが大学入学時から住んでいました。そこに家賃折半で青空が転がり込み…という設定があったりします。
――特に気に入っているシーンやセリフがありましたらお教えください。
序盤の、同棲初日に浮かれる2人の甘ったるい空気が好きですね。かわいい女の子たちがイチャイチャしてるのは描いてても読んでても幸せなので…。逆に霊と青空がギャーギャー言い合ってる掛け合いも好きで、描いててにっこりします。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
幼少期から真っ直ぐオタクだったので、色んな好きな作品の好きな展開・キャラを「更にもっとこうだったら堪らん…」と脳内で膨らませたりしてました。他にも職場での雑談や友人から聞いたエピソードとか、好きなラジオやトーク動画とか…とにかく興味センサーに引っかかる『好き』を日頃から意識してたくさん集めてます。それらを手探りで組み合わせて、ワクワクするかたちがカチッと見つかったら漫画にして描いてる…みたいな感覚です。
――今後の展望や目標をお教えください。
冬のコタツでダラダラする3人や…春のお花見とか…青空が社会人でいおりが4年生のバタバタした時期とかも描いてみたいですね……霊が新キャラに付きまとわれるパターンとかも…まだまだ描きたい話だらけです。この作品は、とにかく自由に続けられたら良いなぁと思ってます。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
今後もこのシリーズ含む同人誌の方はまったりペースの発行となりそうですが、気長にお待ち頂けたら嬉しいです…!直近ですと、コミティアで6月に発行していた温泉旅行回(2巻)は8月末に電子配信予定なので、こちらも読んで頂けたら嬉しいです。

