
高校時代の友達に会えば、あの頃のようにふざけ合えると思っていたのは自分だけだった。大学デビューをしてメイクもばっちりな親友との間に生じたズレ。今回は、価値観が変わってしまった2人の女性を描いたイララモモイ(@iroiro_kangae)さんの『大学デビューしちゃったおともだち』と『大学デビューで救われた』を紹介する。
■変わる親友への違和感




本作は、高校時代から変わらない京子と、大学デビューしたみゆの双方の視点から描かれる物語だ。
久しぶりにみゆと再会した京子。かつてはくだらない話で大笑いしていたのに、髪を染め大人の女性になったみゆは、自虐ネタにも「恥ずかしい」とつれない。好きでもないお酒をたしなむフリをし、カラオケで恋の歌に涙するなど、どこか無理をして変わっていくみゆに、京子は違和感と寂しさを募らせていた。
■デビューで得た優越感
一方のみゆは、京子に対して優越感を抱いていた。すっぴんでもかわいい京子にずっと憧れていた彼女は、変わりたくて別の大学へ進学し、メイクや遊び方を覚えたのだ。
相変わらずの京子を見て、みゆは自分が変わったことで自信を持てた。昔を懐かしく思っても「戻りたいとは絶対に思わない」と強く感じていた。
お互いの本音をリアルに描いた本作には、「京子に会うときだけ性格が悪くなってる」「みゆは息苦しかったんだ」と、それぞれの心情に寄り添う声が集まった。容姿のコンプレックスを描いた『美人はいいね』でも話題を集めた作者は、現在アプリ「サイコミ」で『付き合えなくていいのに』を連載中だ。
画像提供:イララモモイ(@iroiro_kangae)
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