【更年期とレス問題】ベットが砂漠化…《夜の悩み》が深刻化。一方で「性欲の衰えを感じない」女性の割合が“意外な結果”に!?

【更年期とレス問題】ベットが砂漠化…《夜の悩み》が深刻化。一方で「性欲の衰えを感じない」女性の割合が“意外な結果”に!?

“性欲の衰え”には個人差が大きく関係していた!?

 
 10月18日は「メノポーズデー(世界更年期デー)」です。毎年定められているこの日は、更年期の健康に関する正しい情報を世界中に提供し、社会全体の更年期への意識を高めることを目的とした国際的な啓発デーとされています。「メノポーズ」とは「閉経」という意味で、更年期(閉経前後の約10年間)の心身の変化や、利用できるサポートについての理解を深めるために、世界中でさまざまな取り組みが行われています。

 この日にちなんで、フェムケアブランド「fuwari(ふわり)」が、「更年期以降の女性の恋愛・性生活の実態」の調査を実施しました。本記事では、調査の結果を参照して更年期の女性たちが抱える“性の悩み”に迫ります。調査は2025年10月6日、50〜69歳の女性600人(50代300人、60代300人)を対象に行われたものです。

 調査の結果、既婚女性の約7割が夫に恋愛感情を持っていない一方で、約3割の女性が恋愛や性的関心を持つ相手がいることが判明しました。50〜60代女性の66.3%はすでに結婚しており、「事実婚・同居」が2.3%、「恋人がいる女性」が5.7%という結果でした。注目すべきは、約4人に1人(25.7%)の女性がパートナーがいない状態であることです。

「現在、恋愛や性的な関心を持っている人はいますか」という質問では、72.8%の女性が「いいえ」と回答した一方で、「結婚・事実婚・同居しているパートナーに対して恋愛感情がある」と答えた人は19.5%、「交際中の恋人」に対しては5.3%でした。興味深いのは、パートナー以外の人に対して恋愛感情を持つ女性が1.3%、推し活(芸能人など)に関心を向ける女性が1.5%存在することです。この結果を既婚女性(398人)に限定して分析すると「夫に対して恋愛・性的な関心を持っている女性」はわずか27.9%にとどまり、実に69.1%の既婚女性が夫に恋愛・性的な感情を持っていないことが明らかになりました。

 更年期を迎えた女性の性欲については、「弱くなった」が55.7%、「少し弱くなった」が10.5%で、約65%の女性が性欲の減少を実感しています。一方で、「変化はない」と答えた女性も32%存在し、個人差の大きさが浮かび上がります。性欲に変化がない層がいる一方で、パートナーがいる50〜60代女性(446人)のセックス頻度を調査したところ、セックスレスの夫婦は85.2%という高い数値を示しました。特に「10年以上ない」と回答した女性は52.0%と半数を超えています。一方で「月に1回以上セックスをしている」層も14.8%存在しており、更年期以降も定期的に関係を続けているカップルがいることも明らかになりました。

 今回の調査結果は、更年期以降の女性が抱える複雑な恋愛事情と身体的な変化を浮き彫りにしました。多くの女性が夫に対する恋愛感情の変化を経験しており、夫婦のスキンシップ(頻度)にも大きく影響していることが明らかになりました。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

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