「出来合いなんて手抜き!」親戚の会食で私に嫌味を放つ義姉…次の瞬間、息子たちの純粋な言葉に撃沈!

「出来合いなんて手抜き!」親戚の会食で私に嫌味を放つ義姉…次の瞬間、息子たちの純粋な言葉に撃沈!

ある日の、親戚での集まりでのことです。「手料理=愛情」と自負する義姉が、お店で買った総菜を用意した私を「手抜き」と批判し、嫌味を言ってきました。気まずい雰囲気になったそのとき、6歳の次男が義姉へ衝撃のひと言を放ったのです。

子どもたちの言葉が義姉にグサリ…

ある休日、夫と12歳の長男、6歳の次男と一緒に、家族4人で義実家を訪れました。その日は義姉家族ら親戚たち十数人が集まり、ささやかな会食が開かれる予定。私は、いろいろ考えたすえ、おいしいと評判で、子どもたちも夫も大好きな人気専門店の唐揚げを持参しました。


ところが、実家の食卓にいろいろな料理が並び、みんなで食べ始めたときのことです。義姉が「○○さん(私)って、手抜きなのね!」と、周囲に聞こえるように切り出しました。「えっ? 何がですか?」と私が戸惑いながら聞くと、義姉は「だって、その唐揚げ、お店のじゃない。やっぱり家族には愛情込めた手作りを食べさせないとダメでしょ」と勝ち誇ったように言います。


確かに義姉は、この日のために「スパイスを何種類も使ったラム肉の煮込み」や「ヨーロッパの郷土料理」など、普段わが家の食卓には出ないような手間暇かけた手料理をいくつも持ち込んでいました。義姉は続けて長男に向かい「ねえ? 君もママのごはんが手抜きで寂しいよね」と言いました。


唐揚げに箸を伸ばしていた長男は、不思議そうに首を傾げ「うーん、ママのごはんもおいしいけど、この唐揚げもめっちゃおいしいよ。おばちゃんも食べてみたら」と返します。しかし義姉は「お店のものはラクをして買ってるんだから『作り手の愛情』が入ってないのよ。いっつもこんな出来合いばっかり食べてたら育つもんも育たないわ」と一歩も引きません。私は、あまりの言われように頭が真っ白になり、言葉に詰まってしまいました。


しばし気まずい雰囲気が漂います。そのとき、次男が突然「ねーねー、おばちゃん、『あいじょう』ってなーに?」と義姉に問いかけます。義姉が「愛情っていうのはね、家族のために一生懸命手作りしてあげることよ」と誇らしげに答えると、次男は首をかしげて「ふーん。でもさっき、おじちゃんがおばちゃんのごはん苦手って言ってたよ? 好きじゃないものを一生懸命作るのも、あいじょうなの?」と言うのです。


その瞬間、隣でビールを飲んでいた義兄が思わずせき込みます。さらに、この言葉に勇気を得たのか、義姉の中学生の息子くんも追い討ち。「そうだよママ。ママの料理はおいしいけど、『せっかく作ったんだから』『こんな料理作れるママ他にはいないのよ』って毎回難しい名前の料理を出されるから、正直息が詰まるんだよ。具合が悪いときも見たことない外国の料理とか出てくるし、作ってくれてることにもちろん感謝はしてるけど、正直僕らの要望とか好みとかはあんまり考えてくれてないんだろうなって感じる。僕は今日、みんなで好きなものを楽しく食べたかったのに、空気悪くしないでよね」と言いながら、唐揚げを頬張っています。


自分の承認欲求と「愛情」の押し付けを身内から暴露され、義姉は顔を真っ赤にして固まったまま。そこへ長男が「ママはね、僕たちが喜ぶからこの唐揚げを選んでくれたんだ。それってママの愛情だと思うなぁ」と笑顔で話しました。


堂々と言い切った長男に、周りから「いやあ、その通り」「一本取られたね」などと笑い声が上がり、気まずかった空気が一変。その後和やかに会食が続きましたが、家族の本音にショックを受けたのか、義姉は終始静かにしていました。


もちろん手作り料理も素晴らしいと思います。一方で、手作りすることだけが愛情ではないこと、相手のことを思う気持ちこそが愛情の本質だ、と子どもたちから教わりました。自分たちらしい愛情のかたちを、これからも大切にしたいと感じた出来事でした。


著者:池田いおり/30代・ライター。12歳と6歳の活発な男の子を育てるママ。仕事と子育てに奮闘しつつも、自分の時間を何とか確保してリフレッシュしている。


作画:ryo


※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)


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