
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、なかもとゆうりさんが描く『かつて”そうゆう関係”だった僕たちに社内恋愛は難しい。』をピックアップ。本作は、なかもとゆうりさんの作品『未だ恋人未満な僕たちは。』の続編となる。
なかもとゆうりさんが7月21日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、5,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、なかもとゆうりさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■秘密の社内恋愛

“友達以上恋人未満”の関係だった会社員の高倉と同期の小原。「お互い30までフリーだったら結婚しよ」と約束しつつ過ごしていたが、晴れて二人は恋人・婚約者となる。
会社では二人の関係は内緒にしたいと言う小原。しかし、心の中では小原が恋人であることを自慢したいとモヤモヤしていた高倉だった。
そんな二人の前に、小原のOJT時代のトレーナーであり、関西営業のトップである三浦が登場。軽い調子で「小原ちゃんに会いたくて戻ってきた」「綺麗になった」などと高倉の前で言う三浦。さらに飲みに誘う三浦を見て、高倉は思わず割って入る。嵐のように登場し、去って行った三浦に対する高倉の様子を見て、小原は小声で
「もしかして今、妬いてくれた?」
と笑顔で言うのだった。
作品を読んだ読者からは、「尊!」「ドキドキ!ワクワク!!!キュンキュンですね」「新章の展開が楽しみ」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・なかもとゆうりさん「『バレてはいけないというドキドキ感』だったり『付き合っていることを言えないもどかしさ』を」

――『かつて”そうゆう関係”だった僕たちに社内恋愛は難しい。』のお話の発想の源はどこだったのでしょうか。
以前いた会社の同期が、周りに隠れて社内恋愛をしていたのを見知っており、そこから着想しました。よくラブコメで描かれる「付き合う前」が一番楽しいと思うのですが、ちゃんと付き合うことになった男女2人に待ち受ける試練とは何だろう?と考えていく中で、「バレてはいけないというドキドキ感」だったり「付き合っていることを言えないもどかしさ」を描こうと思いました。
――本作の登場キャラクターたちはどのようにして生まれたのかお教えください。
友人知人をちょっとずつモデルにしています。元々このお話は、前作の「未だ恋人未満な僕たちは。」があり、その続きのお話になります。前作のお話を思いついたのも、同年代の知人が親しい異性の友人と「30までにお互いフリーだったら結婚しよう」という約束をした話を聞いたのがきっかけでした。
――登場キャラクターの関係性を描く際に意識していることがございましたらお教えください。
キャラクターがそれぞれ他のキャラクターにどんな感情を抱いているのかを、毎話ちゃんと設定してから描くことを心がけています。今回のシリーズからメインの2人に加えて、その周辺のキャラクターとして2人新しいキャラを出しました。そのおかげで今まで描けなかった「嫉妬」や「浮気心」を作ることができたのと、キャラクター同士のやり取りの中で各キャラの人物像をより伝えやすくなったと感じています。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
主人公の高倉が素直になれず自分の本心と全然違うことを口走っているシーンはどれも楽しく描けました。
――なかもとゆうりさんが今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
いろんな男女のラブコメは引き続き描いていきたいです。それに加えて、ちょっとシリアスだったり、より空気感を描くのに重きを置いた恋愛ものや、全くラブコメのラの字の無い真面目な話もどこかで発表していきたいです。
――最後に読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも作品を読んでくださり、本当にありがとうございます。いただく感想の全てが心より嬉しく励みになっています。今回のお話は8月23日開催のコミティア157にて、新刊として発売予定です!ブースは「V05b」、サークル「ともかな荘」です。コミティア後にオンラインで通販も行う予定ですので、お手に取っていただけると嬉しいです!

