個性的な名前にはネガティブなイメージが強い傾向
一方で、名前や名付けに対する意識について聞いた質問では、興味深い結果が得られました。「当て字や、初見では読めない名前が増えたように思う」と答えた人が25.7%、「キラキラネームの子供が増えたように思う」が23.4%と、現在の名前の傾向について懸念を示す声が多く聞かれました。
さらに「個性的な名前は、いじめやからかいの原因になりかねないと思う」と回答した人は20.5%に上りましたが、「個性的な名前は、その人の強みやアイデンティティになると思う」と答えた人はわずか6.9%にとどまりました。年代が上がるほどこの傾向は顕著で、個性的な名前に対しネガティブなイメージを持つ人が多いことが分かります。
夫婦別姓には半数以上がポジティブ 女性により顕著
夫婦別姓に対する意識についても調査が行われました。「自分も含めて誰でも、別姓を選べるようにすべきだと思う」という賛成派は19.5%、「自分は同姓を選ぶが、希望する人には別姓を認めてもよいと思う」という許容派は30.8%で、合計50.3%の人が夫婦別姓に対してポジティブな姿勢を示しました。
性別で見ると、女性の方により顕著な傾向が見られました。女性では賛成派が23.1%、許容派が31.8%で合計54.9%がポジティブな姿勢を示したのに対し、男性では賛成派が16.0%、許容派が29.8%で合計45.8%となりました。
反対に「夫婦は必ず同じ姓にすべきだと思う」という反対派は全体で13.1%にとどまり、夫婦別姓に対する社会の意識が変化していることがうかがえます。
(LASISA編集部)

