当時2歳の子どもを連れて、ママ友たち数人とファミリーレストランへ行ったときのことです。それぞれが好きな料理を注文して待っていたのですが、その中の一人だけ「子どものぶんを少し食べるから私は大丈夫」と言って、何も注文しませんでした。
ランチを取られる…
注文をしないこと自体は特に気にならなかったのですが、料理が運ばれてくると、そのママ友は一転。「おいしそう! ひと口ちょうだい」と言いながら、私たち全員の料理を少しずつつまみ始めたのです。
最初は気まずくて断りにくく、「どうぞ」と応じていましたが、それが何度も繰り返されるうちに、徐々に全員の表情が曇り始め、楽しいはずのランチタイムが、どこか気を使う時間に感じられるようになりました。その場では雰囲気を壊したくなくて、誰も注意することができず、なんとも言えない気持ちのまま食事は終わり、解散しました。
しかし、後日別のママ友と話してみたところ、「あの日、すごく気になっていた」「あれはやっぱ無いわ」という共通の気持ちが分かりました。どうやらみんな同じことを感じていたようで、それをきっかけに「じゃあ、次はもっと気楽に集まれる形にしよう」と話し合うことになりました。
その結果、ファミレスでの食事ではなく、自分の分をそれぞれ用意して持ち寄り、公園で集まるスタイルにしようと思い切って決断。すると、ママ同士が気を使うこともなく、子どもたちも自由に遊べる環境でのびのび楽しめるようになり、みんながリラックスして過ごせる時間になりました。
この経験を通じて、何か気になっていることがあれば、我慢し続けるだけではなく、みんなが快適で楽しく過ごせる方法を考えることが大切だと感じました。お互いの気持ちを尊重しながら柔軟に対応していくことで、より気楽に楽しめる時間を作ることができるものだと学んだ出来事です。
著者:松島 櫻/20代女性・医療事務
3歳と0歳の子どもを育てる母。現在育休中。趣味はアイドルを推すこと。
作画:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

