
家庭内で暴言や人格否定を繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ」が社会問題となるなか、そんな“モラ夫”に立ち向かう妻たちの逆転劇を描いた漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』が注目を集めている。本作のシナリオを担当する、かうち(@kauchi_writer)さんに、読者の反響や見どころを聞いた。
■「前に進む勇気をもらえた」の声が励みに



『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』は、2024年の第1巻発売以降、カドストのLSコミックランキングで上位に入る人気作となっている。かうちさんが特にうれしかったというのは、「前に進む勇気をもらえました」という読者の言葉だ。
「家庭の不和や、夫からのモラハラに悩んでいる読者から、『前に進む勇気をもらえました』という声をいただいたことが、一番うれしかったです」。作品を楽しんでもらうだけでなく、自分の状況を見つめ直し、一歩を踏み出すきっかけになっていると実感し、「書いてよかったと思いました」と振り返った。
■痛快な“ざまぁ”シーンに注目!!
かうちさんが特に読んでほしいエピソードとして挙げるのが、「case2 #ハイスペ夫の不倫修羅場パーティー」である。主人公・悟は、結婚時に妻・麻衣へ「浮気を認める婚前契約書」にサインをさせ、それを盾に何度も不倫を繰り返してきた。
しかし、そんな余裕も長くは続かない。「モラ夫である悟が、5人の浮気相手と妻・麻衣に追い詰められて狼狽えるシーンです」と語り、「女性陣に一気に追い込まれていく姿は、かなり爽快感のある“ざまぁ”シーンになっていると思います」と見どころを明かした。
■スカッとするだけでは終わらない物語
本作では、それぞれ異なる「モラ夫」が登場する一方で、描かれるのは夫婦関係だけではない。モラハラと向き合うための考え方や、人との距離の取り方など、現実にも通じるヒントが散りばめられている。「こういう人いる!」と共感しながら読めるエピソードも多く、理不尽な相手が追い詰められる爽快感とともに、自分自身を守るための気づきも与えてくれる作品である。
■取材協力:かうち(@kauchi_writer)
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