1.ごほうびでモチベーションアップ
猫にとって「食べ物」とは、生命を維持するための重要なものです。人間のペットとして生活していてもそれは同じ。動物としての本能は偽れません。
そんな猫にとって「おやつ」とは、実は「食べ物」以上。嗅覚や味覚が強く刺激されることで脳内に快感が生じ、「また欲しい」という欲求を呼び起こすからです。
実はこれがトレーニングにおける重要な鍵となり、おやつをきっかけに、行動と結果が結びつくことがあるのです。つまり「お手をするとおやつがもらえる」「待つとよいことがある」と猫が学習していくというわけですね。
2.短時間・繰り返すのがコツ
飼い主さんの目線では、お手やおすわりのトレーニングだとしても、猫にとっては「おいしいものがもらえる”きっかけ”」を待つにすぎない行為です。
あくまでもトレーニングは、猫を楽しませる範疇で行うことをお忘れなく。「覚えさせる」のではなく、おやつを楽しんでいるうちに自然と良い結果がついてくると感じさせることが大切です。そうすることで猫はストレスなくトレーニングをポジティブに受け入れやすくなります。
長時間行ったり強制したりせず、猫に頑張らせないよう注意しましょう。

