「先輩のためにどうすれば」悩む配達員→「なぜ仕事で死ぬ」郵便局員が描く“奇談”に背筋がゾッ!!【作者に取材】

「先輩のためにどうすれば」悩む配達員→「なぜ仕事で死ぬ」郵便局員が描く“奇談”に背筋がゾッ!!【作者に取材】

作者・送達ねこさんのもとには同僚たちから体験談が届く
作者・送達ねこさんのもとには同僚たちから体験談が届く / 送達ねこ(@jinjanosandou)

町の隅々まで郵便物を配達して回る現役の郵便局員が、実際に経験した不思議な話や怖い話を漫画化した「郵便屋が集めた奇談」が話題だ。作者は「配達があるので怖がってばかりもいられず、ただただ怪異に出合う郵便局員たちの話です」と語る。読者からは「背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい」「いろいろな所に配達に行く郵便屋さんならでは」と好評の声が届いている。
W先輩宅の騒霊_P02
W先輩宅の騒霊_P02 / 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P03
W先輩宅の騒霊_P03 / 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P04
W先輩宅の騒霊_P04 / 送達ねこ(@jinjanosandou)
W先輩宅の騒霊_P05
W先輩宅の騒霊_P05 / 送達ねこ(@jinjanosandou)



■他局から届いた一通の手紙

作者は、関東の郵便局で社員として働く送達ねこ(@jinjanosandou)さん。同僚たちの体験談を漫画化するうち、他局からも話が届くようになった。今回紹介する話も、作者が漫画を描いていると耳にした他局の配達員から届いた手紙が発端だ。「やりきれない事件で誰にも話すつもりはなかったけど…」という言葉から、長く重い物語が綴られている。

■答えのない問いを共有する

怪異体験が寄せられることについて、著者は「情報提供というより、答えの出ない思いを打ち明けてくださっている」と分析する。知っている人の霊であれば、怖さよりも「言葉を交わしたい」という気持ちが勝るからだ。死は日常にあるのにその後の世界が見えないもどかしさに対し、「不思議な漫画を描く意味は、答えの出ない問いを共有すること」だと明かす。読者からも「なぜ職員が死ぬという言葉に涙があふれた」と共感を集める本作。日本のどこかでひっそりと起こる怪異を、ぜひ覗き見してみよう。


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