裏切りの現場を目撃した衝撃
偶然目が合ったS男は驚いた表情を浮かべましたが、すぐに私から視線を逸らしました。私自身も、このときは頭が真っ白になり、怒りや悲しみよりも「見てはいけないものを見てしまった」という気持ちになり、その場から逃げるようにレジへ。そして帰宅していると、S男から着信があり、電話口で何度も謝罪をされたのです。
S男は恋人はいないと言っていましたが、隣にいた女性は彼女なのだそう。「彼女とは別れる」と何度も言われました。しかし、S男のあの心を許した笑顔を思い出すと、S男の言葉を信じることは不可能でした。別れを告げると引き止められましたが、私の決意は揺るがなかったです。恋人の存在を知っていたはずの友人・T男の行為も許せず、最低だと感じました。
この恋愛は、信頼していた恋人が、本命彼女と一緒にいる現場に偶然遭遇するという最悪のかたちで終わりました。あのとき見た、S男の「本当の笑顔」は、交際中、私には一度も向けられることがなかったもの。「ああ、彼は私ではなくあの女性が好きなのだ」と思いつつ、「私はいいように扱われていたのだな」と悲しい気持ちになりました。
つらい経験でしたが、相手の本性を知ることができ、時間を無駄にする前に別れられて良かったと、今では思っています。
著者:佐藤さくら/30代女性・男の子2人を育てるママ。恋に悩み、喜び、涙した数々の経験をしてきたからこそ書けるリアルな恋愛エピソードを執筆している。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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