短大卒のママ・田中リオさんは、息子・リクくんを塾に通わせています。実は、塾の講師・レイナ先生は、リオさんの夫・マナブさんと不倫関係にありました。
ある日、リオさんは塾でレイナ先生が高学歴であることを知り、自分の学歴と比べて謙遜します。そして、レイナ先生は笑顔の裏で、「だから夫をとられていることに気づかない」とリオさんを見下していました。さらに、義母からも学歴を引き合いに出され肩身が狭い思いをする日々。加えて、仕事と育児、家事に追われて余裕を失ったリオさんは物忘れが増え気味。しかし、マナブさんはリオさんを「勉強しないと」と突き放し、不倫相手のレイナ先生の優秀さに満足するのでした。
レイナ先生にリオさんへの不満を漏らすマナブさん。「離婚したら♡」とおねだりされると、「結婚失敗した」と口にします。するとレイナ先生も「頭悪い人きらーい」と同調し、甘い言葉でマナブさんの心を一層つかもうとするのでした。
不倫相手の過去










「バカは嫌ね」と両親から言われて育ったレイナ先生は、学生時代から勉強で成果を出すことで、自分の価値を証明しようとしていました。ところが、友人・カナコさんが漫画で受賞したことに嫉妬し、相手を蹴落とすことで「自分のほうが価値がある」と思い込んでいたのです。そんな中、マナブさんから認められたことで優越感を強め、「奥さんはバカだから」とリオさんを陥れようとするのでした。
誰かと比べて優位に立つことで得られる自信は、本当の意味での自信とは言えないのかもしれません。
子どもには、誰かと比べて優れているから価値があるのではなく、ありのままの自分に価値があるのだと伝えていきたいものです。
周囲を見下して優越感を得るのではなく、自分も相手も認めることができる心を育むことの大切さを考えさせられますね。
著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
