
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『どっちのファム・ファタール』を紹介する。サイト「ヤンジャン+」で掲載中の読切漫画『かわいいのはガワだけだ』(集英社刊)でも知られる作者の宇藤あかりさんが、7月7日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、宇藤あかりさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■指名客は“運命の女”と似た女性

キャバクラ“toujours”ナンバーワンキャスト・櫻井カナの生きがいは、アイドルグループ“ぴゅあぱれ~ど”の藤堂まふゆ。新人キャスト時代、偶然見かけたイベントで出会ったまふゆを、運命の女(ファム・ファタール)と呼ぶほどに思いを募らせていた。
ある日、カナはまふゆに似ている女性・ユキから指名を受ける。以前まふゆへプレゼントした指輪と同じものを着けていることや、ユキの仕草にカナの心は乱されてしまう。速いペースでボトルを空けるユキに追いつこうとするカナだが…。
この運命の女と似た人物に心を乱されるエピソードを読んだ人たちからは、「顔面つよつよ同士の百合最高」「とてもしみる」「お蔵入りにしては良質すぎる」など、多くのコメントが寄せられている。
■「理想を詰め込んで描きました」作者・宇藤あかりさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
青年誌向けの読切作品として制作したネームです。残念ながら、没となってしまった作品なのですが、キャラに愛着があり…。SNSであれば、気軽に楽しんでもらえるかも…と、投稿してみました。
――本作では、”まふゆ”と”ユキ”のギャップ、そして彼女に乱されるカナが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
「この人を好きになるとまずい!」と思わせてくる女性のことが好きでして、まふゆとユキに関しては、その理想を詰め込んで描きました。カナを通して、一緒に振り回されてもらえると嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ラストシーン、まふゆの顔つきがユキを思わせるものに変わり、徐々に絡まる指と意味深なチェキのコマで終わるところが気に入っています。個人的な「萌え」だからです。
――普段作品のストーリーやキャラクターデザインはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
ストーリーは、描きたい場面や設定から肉付けしていくことが多いです。主に、自分の経験や生活に近い部分で、「もしこんなことがあったらどうなるだろう?」というものを膨らませて描いています。デザインについては、好きなアーティストやアイドル、タレントの方を参考に、2次元に落とし込めるよう頑張っています。日々勉強です…。
――今後の展望や目標をお教えください。
公私共に、楽しく絵や漫画を描き続けたいなと思っています。心身健やかに努力していきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
感想や読んだよ!等のご報告、とても励みになっております。今後も作品をお届けできるよう頑張りますので、Xで続報をお待ちいただけると幸いです!

