
土日はゆっくり漫画三昧!2025年上半期によく読まれたバズ漫画を紹介。
実は、こんな会社って多いのでは?を描いた会社あるある漫画をお届けしよう!かっぱ子(@kappacooooo)さんが新卒で入社したのは、古い体制が残った中小企業だった。ボーナスは0.1カ月分、みなし残業付きで、無茶なノルマに理不尽な納期などなど…入社して初めて知ることばかり。ホワイト企業とは、はるか遠い世界で「キィー!」となったり「ヒー!」と嘆いたり、日々奮闘する姿を描く「220人の会社に5年居て160人辞めた話」を見てみよう。
■30代が残らない「ひょっとこ商事」



本作「220人の会社に5年居て160人辞めた話」は作者・かっぱ子さんの実体験を元に描いている。かっぱ子さんが新卒で入社したのは古い慣習が残った中小企業で同期は10人。配属されたのは、企画部だった。1年目からきびしい先輩の指導のもと、誰も読まない新聞や雑誌を切り抜いてファイリングしたり、お茶汲みも業務…。ボーナスは0.1カ月分、みなし残業。そんななか、1年目の間にほかの部署では11人が一気に辞めて解体、やさしい先輩も次から次へと辞めていく、ゆるブラック企業!
かっぱ子さんが配属された企画部の業務は「とりあえず、どの部署がやればいいのかわからない仕事は全部やらされ…、あ、いえ、やらせていただきましたね。企画っぽいことだと、400人規模のイベントの司会をしたり…。知的っぽいことだと、月毎の損益計算書作成や特許関連の管理…。アホっぽいことだと、ノコギリで木を切って机を作りました」と教えてくれた。また漫画を描くにあたっては「独りよがりにならないよう元同僚にも協力してもらって、客観的な視点を心がけています」とのこと。なかでも印象的なのは、「お年玉では?」と友達にツッコまれている「ボーナスが0.1カ月分の話」だが、「業績悪化のため年々減っていきましたね」と、かっぱ子さんは衝撃の事実を語った。
毎年新卒入社が多い割に30代が残っていない企業は意外と多いのかも?何となく辞める理由も辞められない理由もわかる本作、ぜひ読んでほしい。
取材協力:かっぱ子@ゆるブラック企業漫画(@kappacooooo)
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