赤ちゃんを抱っこして電車に乗るだけでも大変だと感じていた私。優先席に座っていたことで心ない言葉をかけられてしまいました。すると、車内が気まずい空気に包まれる中、周囲の人たちが……!?
電車内で怒鳴られていると、男性に周囲の人たちが…!?
休日の夕方、混雑した電車での出来事です。私は生後半年の息子を抱っこして、優先席に座っていました。息子がやっと眠ったところだったので、起こさないようにやさしく抱きかかえていました。
するとそこへ、高齢の男性が乗ってきたのです。その男性は、私の前に来ると「若いんだから座っていないで立ちなさい!まったく最近の若い人はこれだから。年寄りに席を譲るもんだろ!」と大きな声で言い始めました。
私は驚いて、「すみません」と小さく答えることしかできませんでした。そして立ち上がろうとすると、近くに立っていた女性が、落ち着いた口調で「あら、赤ちゃんを抱っこしている方が優先席に座っていてもいいんじゃないですか」と声をかけてくれたのです。
しかし、高齢の男性は納得していない様子でした。その直後、反対側に座っていた別の男性が立ち上がり、「もし席が必要でしたら、こちらへどうぞ」と席を譲りました。高齢の男性は気まずそうな表情を浮かべながら、その席へ座りました。
私は、泣きそうになるのを必死に堪えていました。少し落ち着いたところで、「怖かった……」という気持ちが込み上げてきました。電車を降りる際、救いの手を差し伸べてくれたおふたりに「ありがとうございました」と深く頭を下げました。
怖い思いをしましたが、見ず知らずの私のために声をかけ、助けてくれた方々のやさしさに救われました。優先席は、年齢にかかわらず、配慮を必要とする人が利用する席なのだと改めて感じた出来事です。
著者:石黒みなみ/40代女性/2024年生まれの息子と夫の3人暮らし。ひとりでカフェで本を読む時間が好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※AI生成画像を使用しています

