小学生の娘を育てているあかねちゃんママは、最近シール集めに夢中です。
ある日、あかねちゃんママはショップに並んでいたシールをひとり占めし、「1会計2枚まで」という店のルールを破って購入。その後、学校から帰宅した娘・あかねちゃんに、流行のシールにも「本物」と「ニセモノ」があり、類似品には何の価値もないと説きます。そして、購入したレアシールをSNSで自慢し、優越感に浸るのでした。
あかねちゃんは公園でお友だちと待ち合わせてシール交換をしようとしますが……。
女子同士のシール交換会








あかねちゃんがお友だちと盛り上がっていたところ、ひとりの女の子から「シール帳を見せて」と声をかけられました。
その子はシール帳を持っていないようで、あかねちゃんは「別にいいけど触んないでね」とそっけなく言い放ちます。
女の子はあかねちゃんのシール帳に目を輝かせ、その反応に満足したあかねちゃんは、「ちょっとだけなら触ってもいいよ」と女の子と交流を深めたのでした。
最初は「触らないで」とそっけない態度を見せたあかねちゃんでしたが、女の子がシールに目を輝かせる姿を見るうちに、「ちょっとだけなら」と気持ちが変わったようです。
持っている物の価値や数だけで相手を見るのではなく、一緒に「かわいいね」「見せて」と楽しめることも、子ども同士の交流では大切なのかもしれません。大人の見栄や価値観を押しつけず、子どもたち自身が人との関わり方を学んでいく姿を見守りたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
