“自給自足おばあちゃん”が畑で採った野菜で作るおふくろの味がYouTubeで話題です。海から畑へ運んだまさかのものも反響を呼び、記事執筆時点で28万回以上再生され、4300件以上の高評価を集めています。
動画を投稿したのは、福岡の田舎で1人暮らしする82歳のおばあちゃんの日常を発信しているYouTubeチャンネル「おばやさ」(@obayasa)。撮影や編集は30代の孫が担当しています。以前には畑で収穫した高菜を漬物にする様子や、1日の手作りご飯、50年作り続けるみそ汁と漬物の朝食が話題になりました。
今回も昔から変わらないおばあちゃんの暮らしを紹介。まずは畑でのジャガイモ収穫から動画は始まります。三つ又のクワでイモを傷つけないよう掘り出し、撮影者である孫と一緒に土を軽く落としながら回収します。今年はジャガイモの出来がよく豊作だそうです。
帰宅後、ジャガイモをきれいに水洗いしてザルで乾かします。ジャガイモは土付きで保存するのが一般的ですが、品質を細かく確認するため毎回洗うことにしています。
状態のいいものはスーパーへ出荷し、それ以外のものは自宅で消費。特に傷ついたものは早く食べてしまわなければなりません。この日はジャガイモで肉じゃがを作ります。
おばあちゃんの家には屋内のキッチンのほかに、半屋外のキッチンシンクがあり、ここである程度ジャガイモの傷んでいるところを取ってしまいます。畑で採れたタマネギもここで皮をむいておきます。
このジャガイモやタマネギに限らず、野菜くずや切れ端は畑に還して肥やしにしているそうです。
屋内のキッチンへ移動したおばあちゃんはジャガイモの皮をむいてカット。タマネギと、買ったニンジンもカットします。
調理は孫もお手伝い。オリーブオイルで豚肉を炒めてそこへ野菜を投入したら、おばあちゃんが味付けします。味付けは料理酒、白だし、しょうゆ、砂糖というオーソドックスな“おふくろの味”です。
畑で採れたトマトとナス、ピーマンをカットし、ナスとピーマンはオリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。
よく煮た肉じゃがとナスとピーマンの炒めもの、カットトマトのほか、キュウリのお新香などのおかずを食卓に並べたら、いよいよ食事タイムです。
肉じゃがは味付けに砂糖を使っていますが、ジャガイモ自体も甘いそうです。またトマトは甘くて風味がいいとも。どれもこれもおいしそう……!
動画の後半は別の日の様子を紹介。空のボトルやポリタンクを持って車で海へ向かいます。そこは、おばあちゃんが70年前から知っている海岸で、この日はほかに人がいないので事実上のプライベートビーチ状態です。
おばあちゃんはまず、畑の肥やしに使える海藻を回収。干してから刻んで使うそうです。それから海水をボトルやポリタンクにくんでいきます。
くんだ海水は薄めて畑のトマトに与えます。海水1に対して真水20の割合が適量ですが、おばあちゃんは目分量。実が大きくなっていて、かつ赤く色づく前のタイミングで与えると、浸透圧の関係で水分が控えめになり、甘みが凝縮されるといわれています(参考:信州山峡採種場)。
そのあとはトマトの余分な葉を落として、ナスの茎に支柱を付けつつ大きなものは収穫。トマトとナスにはカラスの食害対策としてネットをかけておきます。それにしても、おばあちゃんは本当に働き者ですね!
おばあちゃんの作る野菜と料理に、「おばあちゃんの作る野菜のきれいなこと! なんておいしそうな夕ご飯なんでしょう」「茄子もじゃがいもも美味しそー」「野菜たっぷりのご飯素晴らしいですね」「新鮮な食材と長年培われた知恵が詰まった家庭料理は、どれも本当においしそうです」「82歳だなんて信じられません」「真剣に取り組まれ体力もおありなんですね。凄いなぁとただただ感心するばかりです」というコメントが寄せられています。
また、海での海水採取について、「海ではしゃぐおばぁが可愛すぎます」「おばぁと海、わくわく楽しい様子が、伝わります」「海に何をしに行くのかな? って、思ってたら海水を薄めてトマトに蒔く。ミネラル分を補給するんですね。知らなかった!」「海の中でおばあちゃんの笑顔がかわいい」という声も上がりました。
YouTubeチャンネル「おばやさ」(@obayasa)では、おばあちゃんの静かな日常を公開中です。また、Instagram(@obatoyasai)も更新しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「おばやさ」(@obayasa)さん

