
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第107回が8月25日に放送され、捨松(多部未華子)が多江(生田絵梨花)が働く陸軍予備病院を訪問する様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■「私はファイター」捨松の覚悟と陸軍予備病院への訪問
恵風看護婦会を訪れた捨松。そこで語られたのは、実の子のように大切に育ててきた夫の連れ子の看護における葛藤だった。労咳(現在の肺結核)を患う子を離れで看護していた捨松だったが、「継子いじめ(ままこいじめ)をしている」と心ない噂を立てられているという。
「看護がもっと理解されたら私たちのすることもわかってもらえるでしょうね」と肩を落とす捨松に、りん(見上)たちは多江から送られてきた陸軍予備病院における看護婦バッシングの記事を見せた。すると捨松は目の色を変え、「忘れてたわ。私はファイターだって」とほほ笑む。
後日、陸軍予備病院を捨松が慰問することになる。痛みを隠して頭を下げる傷兵たちだったが、相変わらず多江が会話をするだけで周囲から冷やかされ、満足な看護ができずにいた。
その様子を知った捨松は、「私をうまく使えばいいわ」と自らエプロンを身に着けてブランケットを運び、「私は大山の妻ですが今日は看護婦として来ました」と堂々と告げる。そして「看護婦の仕事を妨げることは、お国のため傷を負った傷兵の命を軽んじること。ひいてはこの国の国力そのものを落とすことになるとどうか心得てください」と訴える。さらに「軍人は名誉を重んずると聞きます。どうか昼夜の別なく患者のために手を動かし額に汗する看護婦の名誉も尊重してください」と言い、院内の空気を変えるのだった。

■不安を抱える直美と、誕生を心待ちにする吾郎
一方、子どもの名前について話そうとする吾郎(甲斐翔真)の問いかけを、直美(上坂)ははぐらかしてしまう。そんなある日、直美は立ちくらみを起こし、心配したりんが小川家で見守ることに。
直美は「小さい頃から一人で暮らしてきたのに、養成所行ってからはずっと誰かと一緒だったから…贅沢になっちゃってるのかも」と寂しげに笑う。
その後、帰宅した吾郎と生まれてくる子の名前について話すりん。息子の誕生を心待ちにする吾郎は、たくさんの名前の候補を紙に書き連ねていた。りんが「直美さんにとって名前は…」と切り出すと、吾郎は「大事なもの…ですよね?」と神妙な面持ちを浮かべるのだった。

■「さすがファイター!」毅然とした捨松と闘う多江に称賛の声
上下関係が厳しい軍隊の看護において、捨松が一瞬で場の空気を変えた今回。視聴者からは「捨松様かっこよすぎる!」「さすがファイター!」「権力の使い方をよくわかっている方…本当に頭が良くて素敵」「すぐに行動に移すのも、自ら手を動かすのも捨松様の素敵なところだよね」「スカッとした」と称賛の声が集まった。
一方、心無い言葉にも折れずに戦い続ける多江に対しても、「多江さんもファイターだよね」「立派な看護婦になったね」「多江さん、どんどん出世してさらに頼もしくなった!」といった称賛やエールが寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


