
地毛が茶色い生徒に「うちは髪染め禁止だぞ!」と注意する教師。しかし、生徒が「これは地毛です」と反論すると、教師は「黒に染めてこい」と指導する。さらに、パーマのようなクセのある髪質の生徒にも「パーマ禁止だぞ!」と言いながら、「ストレートパーマをかけてこい」と要求。校則と矛盾する教師の指導を描いた、5コマギャグ漫画家・伊東(@ito_44_3)さんの創作漫画「矛盾校則」を紹介するとともに、制作のきっかけや反響について話を聞いた。
■「髪染め禁止」なのに黒く染めろ!?



「うちは髪染め禁止だぞ!」と教師に注意された生徒は、「これは地毛です」と反論する。生まれつき明るい髪色をしているにもかかわらず、教師は「黒に染めてこい」と言うのだ。
さらに別の生徒には、パーマがかかっているように見える髪質を理由に「パーマ禁止だぞ!」と注意。地毛だと伝えると、今度は「ストレートパーマをかけてこい」と要求する。校則を守らせるための指導が、かえって校則そのものと矛盾してしまうという、なんとも皮肉な展開である。
■「意図がわからない変な校則」への皮肉を込めて
伊東さんがこの漫画を描いたきっかけは、自身の中学時代の経験だった。「私の中学時代は、意図がわからない変な校則が多かったからです。髪留めの色にまで指定がありました」。当時は、理不尽だと感じることがあっても、教師に意見することはできなかったという。
そんな経験をもとに、最後のオチには、矛盾を「なぁなぁ」で済ませてしまう教師たちへの皮肉を込めた。「最後のオチは、そういう矛盾を『なぁなぁ』で済ます教師陣への皮肉として描きました」と伊東さん。漫画には5万いいねが寄せられ、大きな反響を呼んだ(2025年2月14日付)。
近年では、もともと髪色が薄かったり、クセのある髪質だったりする生徒に対して、地毛証明書の提出を求める学校もある。一方で、過去を振り返り「昭和はこれが当たり前だったんだよな…」という声も寄せられた。
■毎日投稿を続けることが作品づくりの原動力に
伊東さんがこれまでXに投稿してきた作品は、描き下ろしを加えてKindleで無料公開中だ。「これだけ描き続けていても、いまだに何がヒットするかはわからない」と話す一方、「毎日投稿をルーティンにすることで計画的に作業しています。Xの反応がモチベに直結するので、いいね・リツイート・リプライなどいただけると励みになります!」と、継続して作品を届けることへの意欲を語っている。
■取材協力:伊東(@ito_44_3)
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