みなさんは妊娠中で、すでに出産予定日を過ぎていました。
体調に大きな変化はなく、いつもと変わらない日々を過ごしていたみなさん。産婦人科で陣痛促進剤を使えば、そのまま出産を迎えることになるだろうと考えていました。
病院へ向かう直前、みなさんは夫と散歩がてら近くのスーパーへ。しかしその帰り道、突然、体に力が入らなくなってしまったのです。
どうやら陣痛ではない様子。帰宅を急ごうとしたそのとき、みなさんはその場に倒れ込んでしまいました。すると、その様子を見ていた女性が声をかけ、みなさんと夫を車で自宅まで送り届けてくれたのです。
「大丈夫」と思っていた妻。しかし産院に電話すると…












寝込むみなさんが、家まで送ってくれた女性のことを気にしていると、夫は「お礼は伝えておいたから、安静にしてて」と声をかけました。
安心したのも束の間、みなさんは「気持ち悪い……吐きそう」と言ってトイレへ駆け込みます。夫が救急車を呼ぼうとすると、「大丈夫。産婦人科に聞いてみる」と気丈に振る舞うみなさん。しかし夫が「俺が代わりに電話するから」と言うので、「心配性だなぁ」と思いながら待つことに。
ところが、電話を終えた夫は「救急車、呼ぶよ」と告げたのでした。
◇ ◇ ◇
妊娠中は、体調が急に変化することもあります。今回のみなさんのように「少し休めば大丈夫」と思っていても、吐き気や強い頭痛、だるさなど、いつもと違う症状が現れたときは無理をせず、かかりつけの産婦人科などに相談しましょう。
自分では「大丈夫」と思っていても、周囲から見ると心配な状態であることも。本人だけで判断せず、家族や医療機関の力を借りながら、無理をせず適切に対応したいですね。
監修:関根直子(助産師)
監修者:助産師 関根直子筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
