小6の息子は、学校帰りにそのまま塾へ行き、いつも21時ごろに帰宅します。ところがある夏の日、21時15分を過ぎても帰ってこず、スマホに連絡しても返信がありませんでした。塾にはいつも通り出たと言われ、不安が募る中、21時半を過ぎてようやく帰宅した息子の口から、思いもよらない理由を聞くことになったのです……。
息子の帰宅が遅くなった驚きの理由とは
わが家の小6の息子は、いつも学校帰りにそのまま塾へ通っていて、21時頃に帰宅します。あれは、ある夏の日の出来事でした。
その日は、21時15分を過ぎても息子が帰ってきませんでした。スマホに連絡してもつながらず、だんだん落ち着かない気持ちになってきて、思い切って塾に電話をしてみたのです。すると、いつも通りの時間に出ましたよ、とのこと。それを聞いて、かえって心配が大きくなりました。塾を出ているのなら、帰り道で何かあったのだろうか、と気が気ではありませんでした。
結局、息子が帰ってきたのは21時半を過ぎたころでした。玄関で顔を見た瞬間は、正直ほっとしました。それから、何があったのかを聞いてみたのです。
話を聞くと、こういうことでした。帰りのバスで2人がけの窓際に座っていたところ、隣の席の人が眠ってしまったそうなのです。自分が降りるバス停に着いても、その人に「すみません」の一言がどうしても言えず、声をかけようか迷っているうちにバスは発車。通してもらえないまま、降りそびれてしまったとのことでした。
結局、隣の人が降りるまで座っていて、そこでようやく自分も降り、家まで歩いて帰ってきたようです。
夜の出来事だったので、聞いているあいだも胸がざわざわしましたが、とにかく無事でよかった、というのが一番の気持ちでした。私が連絡していたことにも気づかないほど、どうやって降りればいいのかで頭がいっぱいだったようです。
いつもはそれほど混まないバスですし、こんなことは初めてだったので、本人もかなり焦ったのでしょう。私からは、「次からは、ちゃんと自分の降りるところで降りてね」とだけ伝えました。
もともと人見知りの激しい子なので、知らない人に声をかけるのは、大人が思う以上にハードルが高かったのだと思います。それからは、バスでは窓際には座らず、自分が降りやすい通路側に乗るようにしようね、と、乗り方についても改めて一緒に確認しました。
大ごとにならず、無事に帰ってきてくれたのが何よりでした。ただ、夜に連絡がつかないまま帰りが遅れると、親としてはやはり気が気ではありません。今回はたまたま無事でしたが、次に同じことが起きないよう、バスの乗り方や、困ったときにどうするかを、これから少しずつ一緒に確認していこうと思っています。
著者:山本小奈津/40代女性/シングルマザー。フルリモートで働いている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています

