名付けのコツと注意点
猫の名前を決めるときは、ほかのペットや家族の名前などと「音」が似ないよう注意しましょう。猫は音の響きで判断しているため、似た音では混乱してしまいます。
また、猫がしっかりと名前を覚えるまでは、家族全員が統一した呼び方をすることが大切です。それぞれに呼び方がバラバラでは、一番仲良くした人の名前でしか反応しなくなる可能性があります。もしニックネームを使いたい場合は、本名は病院などの書類だけに留め、家では呼び名だけに統一するとよいでしょう。
そして、最初のうちは名前を呼ぶたびに褒めたりなでたりして、名前を楽しい体験・うれしい体験と結びつけると早く覚えます。
まとめ
はじめて猫をお迎えしたときには、つい張り切ってしまい、名前をつける段階でとても悩みこんでしまう人がいます。そんなときこそ、名前は、猫のために決めるということを思い出しましょう。
猫が覚えやすい名前は「短い」「明るい母音」で「呼んで楽しい」というポイントがそろっているものです。もちろん、すべてそろっていなくても大丈夫です。
研究でも猫は音のパターンを聞き分けられて、くり返し呼ぶことでしっかり覚えてくれます。覚えやすいというのはあくまでも時間の問題。
猫の名前は飼い主さんが気に入ることも大切ですが、覚えやすさを少し意識するだけで、愛猫も元気よく応えてくれるでしょう。愛猫が一生使う、大切で幸せな名前を選んであげてください。

