人気配信者は校内にいる…ジャーナル同好会が彼女を仲間に引き込む様子が「くるっとる!」【漫画】

人気配信者は校内にいる…ジャーナル同好会が彼女を仲間に引き込む様子が「くるっとる!」【漫画】

『次のトピックスはオマエだ!』が話題
『次のトピックスはオマエだ!』が話題 / (C)井上とさず(秋田書店)202

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、チャンピオンクロスにて連載中の、井上とさずさんが描く『次のトピックスはオマエだ!』より、第4話をピックアップ。

井上とさずさんが8月11日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、6,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、井上とさずさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

■探していた人気ライバーの正体
『次のトピックスはオマエだ!』(9/38)
『次のトピックスはオマエだ!』(9/38) / (C)井上とさず(秋田書店)202


ジャーナル同好会…通称“ジャークル”に入部した、風見坂高校・1年の鴨居 映太(かもい えいた)は、校内のさまざまなゴシップばかりを扱う部であることから、クラス内では避けられていた。他の部員たちも部長を筆頭に変わり物ばかりで、皆同じような扱いを受けていた。そんな時、部員の太田がジャークルは愛され路線で行くべきだ、と主張し、とっかかりとなる1つの動画を部員たちに見せる。

動画には、登録者数10万人を超える有名ライバー「あいねる」の姿と、風見坂高校の制服が映っていた。このことから、「あいねる」は同じ学校の生徒であることを予想。彼女を部員として引き込み、アイドルとして活動させようと言うのだった。

校内で「あいねる」を探せと言われた鴨居は、「あいねる」の特徴から学校の美術教師が彼女だと気づく。

美術教師は正体を知られてしまった鴨居に、「他のヒトにはこのことはバラさないで」「何でもするから…」と言い…?

作品を読んだ読者からは、「なにこの漫画無茶苦茶面白そう」「ぶっ飛んでます。最高です。」「先生が闇深すぎるw」「気が付いたらずっとニコニコ…いやニヤニヤ読んでました。」など、反響の声が多く寄せられている。

■作者・井上とさずさん「「常識を捨てる」ということを心がけています」
『次のトピックスはオマエだ!』(34/38)
『次のトピックスはオマエだ!』(34/38) / (C)井上とさず(秋田書店)202


――『次のトピックスはオマエだ!』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。

元々は担当編集さんから「新聞部の漫画を作りませんか」と声をかけていただいたのがキッカケです。

個人的には、固定されたキャラだけで進むよりも、色んなキャラが出てくる話を書く方が好きで、新聞部だと事件や取材を通して様々なキャラやエピソードを描けそうで楽しそうだなと思い、作り始めました。

その後、編集長さんから「新聞より動画の方が今っぽいのでは?」というご意見をいただき、ジャークルが跳梁跋扈し、学校中のスキャンダルを動画で配信する━━そんな現在のスタイルの「次トピ」が生まれました。

動画にしたことでシーンに動きを持たせることができて、結果的にとてもよかったと思います。

――今作を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。

「常識を捨てる」ということを心がけています。

これまでの作品は「こんなことをさせたらちょっと良くないかも」とか「こんなの現実じゃありえないよな」とか、常識が頭にチラついてしまって、展開を小ぢんまりとまとめがちなことも多かったように思うのですが、今回の作品では担当編集さんから「もっとめちゃくちゃにしていいんじゃないですか」と背中を押していただき、そこからはもう……次トピのキャラたちに常識はおおむね存在しない、と開き直って描いています。

キャラが学校を…物語をめちゃくちゃにしても、最後は伊吹部長がきっといい感じにまとめてくれるだろうと信じて……。

――『次のトピックスはオマエだ!』第4話のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

鴨居くんが配信者「あいねる」の正体に気付いた以降はだいたい気に入ってるのですが、
とりわけお気に入りなのが、伊吹部長とあいねるのやりとりです。

本来は不利益になるはずの提案を伊吹部長が投げかけて、それをあいねるが恍惚とした表情で「やりましゅ」と即決するシーンが「この人は本当にヤバい人なんだな」と確定した感があって大変気に入ってます。

――現在も連載中の本作ですが、今後の見どころや注目してほしいポイントをお教えください。

今後はさらにキャラや学校そのものが常識から外れていくような展開が増えていくと思いますので、「こんな学校あるわけないだろ!」というツッコミも含めて楽しんでいただけたら幸いです。

――井上とさずさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

月並みなのですが、いつかアニメ化してめちゃくちゃやってるジャークルを画面で見てみたいですね……。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

多くの方からの「この学校、生徒も教師もヤバい人しかいない」というご感想、大変うれしく拝見しています。

今後ももっともっとヤバい学校にしていきますので、引き続き応援していただけると嬉しいです!

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。