夜の特製普茶弁当を味わおう

また、夜間拝観限定・夜の特製普茶弁当が登場する。
萬福寺で人気の普茶料理に、黄綬褒章受賞の料理人・清本健次氏(近江懐石 清元)による現代普茶料理を加えた特製弁当を、夜間特別拝観に合わせて用意。
普茶料理は、隠元禅師が中国から伝えた精進料理で、「すべての人と茶を共にする」という精神のもと、四人一卓で和やかに味わう伝統の料理。禅の教え「五観の偈」を唱えながら味わうことで、食事も修行のひとつとなるという。
完全予約制のため、4日前までに問い合わせ先より予約しよう。電話番号は下記の詳細ページに掲載されている。

清本健次氏は、昭和42年大津市生まれ。京料理・近江懐石の名匠で、滋賀県の食材を活かした独創的な料理で知られる。平成22年に清和四條流35代家元を襲名。令和5年黄綬褒章受賞(プロフィール・抜粋)。
夜の煎茶会や施餓鬼を開催
毎週金曜19:00~に実施される、夜間特別拝観・夜の煎茶会にも注目だ。ライトアップされた幻想的な国宝「法堂」で黄檗売茶流による特別な煎茶会を体験できる。
日本におけるお煎茶発祥の地である萬福寺で、悠久の歴史を感じながらお茶を楽しんでみて。定員は先着20人で、当日受付のみ。会費は1人8,000円だ。
さらに、萬福寺で執り行われる僧侶による施餓鬼(中元法要)を、夜間特別拝観期間中の毎週土曜日18:00~に開催。参加費は無料、誰でも観ることができる貴重な機会だ。
萬福寺で開催される「漆黒に浮かび上がる――国宝を抱く龍」に足を運び、素敵な時間を過ごしてみて。
■漆黒に浮かび上がる――国宝を抱く龍
期間:11月8日(土)〜2026年2月8日(日)の毎週金・土・日
休館日:12月5日(金)・6日(土)・7日(日)、2026年1月2日(金)・3日(土)・4日(日)
時間:17:00〜21:00
会場:黄檗宗大本山 萬福寺
住所:京都府宇治市五ケ庄三番割34
詳細:https://www.obakusan.or.jp/information/2844
萬福寺 公式HP:https://www.obakusan.or.jp
(ソルトピーチ)
