
土日はお家でまったり漫画三昧!2025年上半期によく読まれた漫画を紹介。
新幹線の座席リクライニングをめぐる問題は、たびたび話題になる。「倒しすぎだ」「許可なしは失礼」などさまざまな意見があるなか、X(旧Twitter)で20万いいねを集めた、座席の使い方を描いた4コマ漫画「新幹線」が注目を集めた。今回は、作者であるモノモースさん(@mono_moosu)に、漫画を描き始めたきっかけや反響について話を聞いた。
■席を倒した客と後ろの客、強者同士の攻防


「座席を倒してもいいですか?」「どうぞ」という新幹線でよくあるやり取りから始まるこの漫画。しかし、前の人がリクライニングシートを完全に倒し、座席をまっすぐな状態にしたことで展開は予想外の方向へ進む。その行動を見た後ろの席の人が起こした行動は、さらに斜め上を行くものだった。
この作品には「どっちも強者」「プロ確定」といったコメントが集まったほか、嫌な態度を取らない二人の行動に対し「互いに俺の知ってるLvを超えてきたな」「優しい世界」と称賛の声が寄せられた。
■簡潔な絵とセリフでオチを作る
モノモースさんが漫画を描き始めたきっかけは、もともと描くのは好きだったが時間がなく、SNSでほかの人が投稿しているのを見て、「4コマなら続けられそう」と思ったことだという。
反響が大きかった作品について尋ねると、2020年の「心を動かす言葉」を挙げた。自身の4コマは単発ネタがすべてだが、「アイデア次第でおもしろいと思ってもらえるんだと、その後のモチベーションにつながった作品でもあります」と語る。現在、約3.6万人(2025年10月18日現在)のフォロワーを抱えるが、だいたい週1本のペースで配信しているという。
漫画を描くうえでこだわっているのは、SNSでの閲覧時間は一瞬であるため、「なるべくシンプルでわかりやすいものを描くようにしている」ことだ。セリフを少なくしたり、絵だけで見せるようにしたりと、読み手のことを考えて作っているという。また、悪気のないネタでも傷つく人がいる可能性を考慮し、自分の見当違いがないかなど、情報を調べることが多いそうだ。地道なリサーチが新しいアイデアにつながることもあると明かした。
モノモースさんは、デザイン業や建築業の経験があり、その中で苦労した経験を元にアイデアを出している。「漫画は自分の経験をなんでもネタにつなげていけるので、忙しいときの方がネタを思いつきやすいです」と話す。
XのほかにYouTubeやニコニコ動画などでも漫画を投稿しており、SNSごとの特色の違いを感じるという。ニコニコはコメントが付きやすく、Xはトレンドネタを取り入れると伸びやすいといった傾向がある。しかし、あるSNSで伸びたネタが、ほかのSNSではそれほど伸びないこともあり、「どういう漫画を投稿すれば伸びるのかは、正直わからないことが多いです」と語る。そのため、いろいろな漫画を投稿してみて、伸びたものを参考にしたあとの方向性を決めているそうだ。
シンプルな絵柄と短い文章でさくっと読めるモノモースさんの4コマは、タウンワークマガジンで連載中の「はたらく4コマ」を含め、クスッと笑える作品ばかりだ。
取材協力:モノモース(@mono_moosu)
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