
10月27日放送の「それSnow Manにやらせて下さい」(毎週金曜夜8:00-8:54、TBS系※スペシャルは夜7:00-8:55)では、Snow Manのファッションセンスを見極める企画を実施。テーマに沿ったファッションの他、シチュエーションもメンバーが考案するため、それぞれの個性が発揮される場面があり、X(旧Twitter)でもトレンド入りするなど話題となった。
■「平成レトロアベックコーデ」で対決
番組内で行われるファッションショー「TOKYO SoreSnow COLLECTION(東京それスノコレクション)」。Snow Manの9人にゲストの沢村一樹を加えた10人がモデルとして参加し、テーマに沿って考えたコーディネートを自らまとってランウェイに登場する。
今回のテーマは「デートでしたい!平成レトロアベックコーデ」。コーディネートのほか、ランウェイでかけるBGM、モデル自らが考案した“彼女との平成っぽいデートプラン”と彼女が着るコーディネートも審査の対象となる。
それを審査員のあの、アンミカ、池田美優、中条あやみ、藤田ニコルの5人が判定し、過半数である3人から合格を得られれば“殿堂入り”、そうでない場合は“ダサコレ”と認定される。
■ラウール「これってさ、コントじゃないの?」
ラウールは、事前のコーディネート選びの際、2003年生まれで、平成世代ではないため、「難しいけど、ドラマとか映画の記憶がある」と述べ、平成の名作ドラマからコーディネートのヒントを探すという。
すると、ランウェイに現れたラウールは、白シャツ、ベージュのチノパンに、白いバンダナを合わせただけというシンプルなコーディネートで、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)をモチーフとしていることが判明。勇役の角野卓三に扮(ふん)したラウールと、五月役の泉ピン子に扮した平野ノラとで、コントのようなやり取りを繰り広げた。
判定は審査員全員一致で“ダサコレ”に認定。ラウールは「なんでだよ」と悔しがるが、藤田は「本当はオシャレなのに、バラエティーに振り過ぎ」と指摘。佐久間大介も「ファッションじゃなくて、コントがやりたいだけ」と注意するが、ラウールは「これってさ、コントじゃないの?」と嘆いた。
■宮舘涼太「照れてるおまえの顔が一番のスイーツさ」
宮舘涼太は平成世代のため、当時、自分が合わせていたコーディネートを今風にアレンジしたスタイルで挑む。ジャケットにワイシャツ、ネクタイというフォーマルコーデに、平成初期にブームとなったエヴィスジーンズと、ティンバーランドのイエローブーツを合わせたスタイルで審査員の反応も上々、“殿堂入り”を果たす。
だが、“彼女との平成っぽいデートプラン”を披露する場面では、彼女役の福田麻貴(3時のヒロイン)を相手に、クレープを顔に押し付け合あってクリームまみれにするなどのやり取りをして笑いを誘う。「俺にとってはこのクレープよりも、照れてるおまえの顔が一番のスイーツさ」と甘いせりふも決めて、大爆笑を起こした。
■阿部亮平「コント3連発かよ」
向井康二は平成にバズったドラマの名シーンを再現すると言い、ドラマ「冬のソナタ」の“ヨン様”スタイルでランウェイに登場する。メガネを掛け、首にマフラーを巻いた向井は雪の中を歩き、その姿を見た渡辺翔太は「今日、コント回」とコメント。
また彼女役の丸山礼がチェ・ジウに扮しており、二人のやり取りが完全にコントに。ラウール、宮舘、向井と順番が続いたこともあり、阿部亮平は「コント3連発かよ」とあきれる一幕も。
結果、向井は“ダサコレ”と認定されると、コントをやり切って、丸山に「ミアネ(ごめん)」と韓国語で謝罪した。
■Xでは「それスノ」がトレンド入り
対決の結果は、岩本照、目黒蓮、宮舘、沢村以外が“ダサコレ”となり、最もダサい“ダサコレ王”は深澤辰哉となった。
Xでは番組名の「それスノ」がトレンド入り。「ファッション企画なのに、コントに走るSnowMan」「もはやファッションショーではなくコント回」「ヨン様www」「コントが謎にハマり声上げて笑った」とコントのようなメンバーのやり取りに関するコメントも多数上がっていた。
ラウール、向井のようにコントに振り切るパターンもあれば、宮舘のようにファッションは意識しつつ、やり取りで笑いを取るパターンもあり、メンバーの多彩ぶりが感じられた。もちろん、岩本、目黒らファッション企画として全うするメンバーもおり、全体としてバランスが取れているところもSnow Manらしく、今後も期待が持てる内容となっていた。
次回の「それSnow Manにやらせて下さい」は10月24日(金)夜7時より2時間SPとして放送予定。

