「値段やブランドを強調されて」… 子ども服の【おさがりマウント】、知られざる実態 悩む母たち “赤裸々” 告白

「値段やブランドを強調されて」… 子ども服の【おさがりマウント】、知られざる実態 悩む母たち “赤裸々” 告白

全国の母親たちにアンケート調査

 グラフィコ社は、「子どものおさがりについての意識調査」を実施、その結果を発表しました。それによると、およそ3人に一人が子どものおさがりをめぐるやり取りで「マウント」を感じた経験があることが分かりました。

 ル踏査は2025年9月、8歳までの子どもがいる全国の20代~40代の母親525人を対象にウェブ上で実施されたもの。「マウントを感じた」人は34.7%、感じたことはないと回答した人は60.4%、分からないが5.0%でした。

 おさがりマウントが起きやすいのは「親戚」(51.5%)、「子どもが生まれる前からの友人」(48.9%)、「ママ友」(44.5%)など。具体的なマウント内容としては、「デザインやセンスを押し付けられたと感じた」(35.2%)、「自分の子どもの成長や体形と比較する言い方をされた」(35.2%)、「まとめて大量に渡されプレッシャーを感じた」(34.1%)、「購入時の値段を強調された」(33.0%)、「ブランド名を強調して渡された」(30.2%)などが上位に挙がりました。

 また、おさがりをもらって困った経験がある人は全体の63.3%に上り、「タバコ臭かった」「柔軟剤の匂いが強くて、苦手な匂いで洗濯したがなかなか取れなかった」「食べこぼしのシミがついていて洗っても落ちず使えなかった」といった清潔感への不満や、「好みではなかった」「センスが合わない」「お返しを考えるのが苦痛」といった心理的負担を感じている実態も浮き彫りになりました。

 おさがりの状態については、「売る前」より「あげる前」の方がケアが行き届いていないという結果も。売る前に「洗濯機で洗う」と答えた人は70.3%であるのに対し、あげる前は51.0%と約2割も差があることが分かりました。

 同社では、衣替えのシーズンに「酸素系漂白剤を使った漬けおき洗い」などの“しまい洗い”をすることで、次のシーズンに取り出したときや誰かにおさがりを渡す際の清潔感を保つことができるとアドバイスしています。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

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